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エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 Elegant Enigmas : The Art of Edward Gorey
会場
宇都宮美術館
Utsunomiya Museum of Art
会期
2017年10月8日[日]~11月26日[日]
展覧会概要
エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 エドワード・ゴーリーノユウガナヒミツ
Elegant Enigmas : The Art of Edward Gorey
不思議な世界観と、モノクロームの綴密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつエドワード・ゴーリー(EdwardGorey,1925-2000)。日本では異色の絵本作家として知られており、『ギャシュリークラムのちびっ子たち』や『うろんな客』、『不幸な子供』などの絵本が次々と邦訳され人気が高まっています。ミステリー小説のような物語と、押韻・造語・古語などを躯使したテキスト、そして、陰影や背景までもがペンで細かく描かれた魅惑的なイラスト。ゴーリーの作品は、不気味でナンセンスそして優雅なユーモアが余韻となり、時に読者を不安な気持ちに陥れます。その魅力に多くの人々が虜となり、シュルレアリストの画家マックス・エルンストや、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンもゴーリー作品の愛好家でした。
しかし、邦訳されている絵本は、ゴーリーというアーティストのほんの一面に過ぎません。彼自身がテキストとイラストの両方を手がけた「主著(Primary Books)」だけでも100冊を超え、さらに、他著の挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなど、その制作活動と才能は多岐にわたります。
本展は、ゴーリーの没後エドワード・ゴーリー公益信託とブランディワイン・リバー美術館によって組織されアメリカ各地を巡回した原画展を元に、個人コレクターの収蔵品も加え、貴重な原画・書籍・資料など約350点を展観するものです。ゴーリーの多彩な制作活動をたどり、謎に満ちたその優雅な秘密に迫ります。
- 主催者
- 宇都宮美術館
- 協賛・協力等
- 協力:Edward Gorey Charitable Trust/Brandywine River Museum/株式会社河出書房新社
後援:日本国際児童図書評議会(JBBY)
企画協力:株式会社イデッフ - 休催日
- 毎週月曜日(10月9日は開館)、10月10日[火]
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- 観覧料
- 一般800(640)円、大学生・高校生600(480)円、中学生・小学生400(320)円
- ※()は20名以上の団体料金
*身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方と同伴介護者1名は無料。
*宇都宮市在学、または在住の高校生以下は無料。
*11月3日「文化の日」は宇都宮市民は無料。
*毎月第3日曜日(10月15日、11月19日)は「家庭の日」です。高校生以下の方を含むご家族で来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料。 - 展覧会ホームページ
- http://u-moa.jp/exhibition/exhibition.html
イベント情報
記念講演会
「エドワード・ゴーリーを見る/読む/訳す楽しみ」
講師 柴田元幸(アメリカ文学研究者/翻訳家)
日時 10月8日[日]午後2時~(約1時間半)
会場 宇都宮美術館講義室(先着160名聴講無料)
※当日11時より整理券を配布します。(お1人様1枚)
記念ギャラリートーク
エドワード・ゴーリーの素晴らしき世界」
講師 濱中利信(本展出品者)
日時 10月22日[日]午後2時~(約1時間)
※企画展チケットをお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。
ワークショップ
封筒で遊ぶ。手紙を贈る。
「絵封筒教室」
講師 井村恵美(郵政博物館主席学芸員)
日時 11月12日[日]午後2時~(約1時間)
会場 宇都宮美術館プロムナード・ギャラリー
参加費 500円
申込 ※事前申込制
担当学芸員によるギャラリートーク
講師 担当学芸員
日時 会期中の毎週土曜日、午後2時~(約1時間)
※企画展チケットをお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。
ワークショップ申込方法
郵便番号・住所・氏名・年齢・参加人数,電話番号を明記のうえ、ハガキまたはファックスで11月6日(必着)までに下記へお申し込みください。定員30名を超えた場合は抽選。親子でご参加の場合は2名とし、お子様にご制作いただくようお願いします。
<申込先>宇都宮美術館ゴーリー係
〒320-0004栃木県宇都宮市長岡町1077番地FAX:028-643-0895
<お問い合わせ先>宇都宮美術館TEL:028-643-0100
会場情報
登録日:2017年10月10日