ID:55323
開館三十五周年記念特別企画展
中世宇都宮氏
頼朝・尊氏・秀吉を支えた名族
会場
栃木県立博物館
Tochigi Prefectural Museum
会期
平成29年9月16日(土)~10月29日(日)
展覧会概要
開館三十五周年記念特別企画展 中世宇都宮氏 チュウセイウツノミヤウジ 頼朝・尊氏・秀吉を支えた名族
宇都宮氏ゆかりの国宝・重文 約七〇点、計二三〇件以上の名宝が宇都宮の地に大集結!
中世宇都宮氏は、平安時代の末期から戦国時代の終わりまで、四〇〇年以上にわたって現在の宇都宮市を本拠に活躍した名門武士団です。下野一宮(いちのみや)・.宇都宮明神(現二荒山(ふたあらやま)神社)の神職をつとめる一方で、その勇猛さから「坂東一の弓矢取り」とも評されました。宇都宮氏は関東を代表する名族として、源頼朝の鎌倉幕府、足利尊氏の室町幕府、そして豊臣秀吉の政権下でも、それぞれ重要な役割を演じています。
また、宇都宮氏は「和歌好き」としても知られ、五代頼綱(よりつな)が歌人藤原定家(さだいえ)(ていか)に色紙への執筆を依頼した古来の秀歌が、百人一首成立のきっかけとされます。頼綱は浄土宗の開祖・法然(ほうねん)の弟子となったほか、浄土真宗の開祖・親鸞(しんらん)も都宮氏領内の稲田(いなだ)(茨城県笠間市)に滞在して関東への布教にあたり、その縁で領内高田(真岡市)には専修寺(せんじゅうじ)が建立されて宇都宮氏の厚い保護を受けています。
当館が宇都宮市に開館して三十五周年という節目の年にあたって、全国に残された宇都宮氏ゆかりの文化財をもとに中世宇都宮氏を再評価し、あわせて栃木県の豊かな歴史・文化を再認識していただきたいと思います。
- 主催者
- 栃木県立博物館 宇都宮市 栃木市 鹿沼市 真岡市 矢板市 さくら市 下野市 上三川町 益子町 壬生町 下野新聞社 栃木放送 エフエム栃木 とちぎテレビ
- 協賛・協力等
- (特別協力) 市貝町 芳賀町 塩谷町
(後援) NHK宇都宮放送局 栃木県文化協会 JR東日本大宮支社 東武鉄道北関東支社 真岡鐵道
(協賛) TKC 足利銀行 宇都宮ヤクルト販売 環境整備 栃木銀行 板通 宇都宮商工会議所 オオミヤ カンセキ 関東インフォメーションマイクロ 関東港業 関東自動車 コマデザインセンター JA全農とちぎ 大高商事 田中工業 栃木県建設業協会 とちぎ建設技術センター 栃木県歴史文化研究会 トヨタウッドユーホーム 日本通運関東美術品支店 藤井産業 明電産業 横倉本店 - 休催日
- 10月10日(火) ※会期中は月曜日も開館
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- (入館は16:30まで)
- 観覧料
- 一般1200(1000)円、高校・大学生600(500)円 中学生以下は無料
- ※()内は20名以上の団体、またはM割料金
●M割(ミュージアム割引)について
栃木県博物館協会のM割参加館の入場券を持って、入館日から6ヶ月以内にM割参加館に入館すると、料金割引を受けることができます。
通常料金で購入した半券のみ、割引券として使うことができます。
※他の割引券との併用はできません。
イベント情報
◇関連行事◇※いずれも当館講堂(定員200名) 聴講無料 (要予約・先着順)
(1)記念講演会「中世宇都宮氏の信仰」
講師:日本女子大学名誉教授 永村眞氏
9月16(土) 13:30~15:30
(2)連続講演会①「宇都宮氏の歴史と美術」
講師:東京文化財研究所名誉研究員 米倉迪夫氏/清泉女子大学教授 山本勉氏
10月1日(日) 13:00~14:30/15:00~16:30
(3)連続講演会②「宇都宮氏の歴史と美術」
講師:大阪産業大学教授 市村高男氏/元栃木県立博物館技幹 千田孝明氏
10月22日 (日) 13:00~14:30/15:00~16:30
(4)関連市町による史跡紹介「中世宇都宮氏の興亡のあとをさぐる」
9月23日 (土) 10:00~16:30
(5)担当学芸員による"とっておき見どころ解説"
9月17日(日)・10月15日(日) 13:30~15:00
※お問い合わせ・お申込みは当館教育広報課へ (Tel 028-634-1312)
会場情報
栃木県立博物館 トチギケンリツハクブツカン
Tochigi Prefectural Museum
- 会場住所
-
〒320-0865
宇都宮市睦町2-2 - ホームページ
- http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/
登録日:2017年9月5日