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フィンランド独立100周年記念

100th Anniversary of Finland Independence

フィンランド・デザイン展 Finnish Design 2017

日常を幸せにする、デザインの知恵。

会場

府中市美術館

FUCHU ART MUSEUM

会期

9/9[土]→10/22[日]

展覧会概要

フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展 フィンランド・デザインテン

100th Anniversary of Finland Independence Finnish Design 2017

マリメッコの生地(きじ)、イッタラやアラビアの食器、アアルトの家具……フィンランド生まれの日用品は、日本で本当に人気です。今では日本人の暮らしにとけ込んでいると言ってもよいかもしれません。なかにはフィンランドのものとは知らずに使っている方かたもいらっしゃることでしょう。では、なぜ遠く離れた国フィンランドのデザインが、これほど私たちの心をとらえるのでしょうか。
フィンランド・デザインの核心にあるもの、それは「人間と自然との調和」の理念です。天然素材を活かすことはもちろん、例えば、木の葉型の木皿《レヘティ》、しずくをイメージしたガラス器《カステヘルミ》など、デザインの中心には自然があります。極寒の冬や夏の白夜など、時に厳しい環境の中でも、森の恵みを大切にして生きるフィンランドの人々の生き方そのものとも言えるかもしれません。実は、こうした人と自然の調和を重んじる自然観は欧米諸国では珍しく、むしろ私たち日本人の伝統に親しいものでしょう。
さらに、「すべての人の生活、社会に寄り添うデザイン」を目指した日用品は、流行に左右されることなく人々の日常を彩り、長く愛され続けています。家族とともに年を重ねるアアルトの家具、食卓を楽しく飾るカイ・フランクの食器、赤ちゃんからおばあちゃんまで似合うマリメッコのドレス。私たちは、デザインを通して、目の前の生活、ささやかな幸せを大切にするフィンランドのライフスタイルに触れ、憧れを抱いだいているのかもしれません。
フィンランド独立100年を記念する本展では、19世紀末の工芸品から今日こんにち第一線で活躍するデザイナーまで、フィンランド・デザインの歩みのすべてをご覧いただきます。実際に名作の椅子に座れるコーナー、気軽にご参加いただけるミニワークショップなど、楽しい企画もご用意しております。緑豊かな都立府中の森公園に立地する美術館で、フィンランドの暮らしを感じていただければ幸いです。

主催者
府中市美術館、日本経済新聞社
協賛・協力等
後援=フィンランド大使館、フィンランドセンター
特別協力=フィンランド政府観光局、日本フィンランド協会、アルテック、イッタラ(フィスカース・グループ)、スキャンデックス、タトル・モリ エイジェンシー、マリメッコ、ルック
協力=フィンエアー、フィンエアーカーゴ
協賛=大伸社
企画協力=キュレイターズ
休催日
月曜日(9月18日、10月9日をのぞく)、9月19日、10月10日
開催時間
午前10時 ~ 午後5時
入場は4時30分まで
観覧料
当日券 (一般)900円 (高校生/大学生)450円 (小学生/中学生)200円
前売券/団体券 (一般)720円 (高校生/大学生)360円 (小学生/中学生)160円
●10月8日(日)は開館記念無料観覧日です。当日は混雑が予想されます。混雑時には入場制限を行いますので、あらかじめご了承ください。
●前売り券は、9月8日まで府中市美術館、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップなどで販売します。
●未就学児および身体障害者手帳等をお持ちの方は無料。
●常設展もご覧いただけます。
●府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
展覧会ホームページ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/finland.html

会場情報

府中市美術館 フチュウシビジュツカン

FUCHU ART MUSEUM

会場住所
〒183-0001
府中市浅間町1-3 (都立府中の森公園内)
ホームページ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
問い合わせ先
ハローダイヤル 03 (5777) 8600
更新日:2017年8月29日
登録日:2017年7月25日