ID:5488
テイト・ブリテン発世界巡回展 ヴィクトリアン・ヌード
19世紀英国のモラルと芸術
会場
神戸市立博物館
KOBE CITY MUSEUM
会期
2003年2月8日(土) ~ 2003年5月5日(月)
展覧会概要
テイト・ブリテン発世界巡回展 ヴィクトリアン・ヌード テイト・ブリテンハツセカイジュンカイテンヴィクトリアンヌード 19世紀英国のモラルと芸術
ロンドンのテイト・ブリテン(旧称テイト・ギャラリー)は、日本でも馴染みの深い、イギリスを代表する国立美術館です。2001年にはテイト・モダンもオープンし、さらに充実しました。そのテイト・ブリテンで2001年11月からリニューアル記念展として開催され、ミュンヘンのハウス・デア・クンスト、ニューヨークのブルックリン美術館を巡回している「ヴィクトリアン・ヌード」展が当館で開催されます。
ヴィクトリア女王時代(1837-1901)の英国は、経済的繁栄と安定した治世を背景に新しい都市文化を開花させました。ディケンズやオスカー・ワイルドの文学、美術ではラファエル前派やウィリアム・モリスのデザインなど、日本でも人気の高い作品が生まれています。
本展では、新しい角度からヴィクトリア朝美術を見直すため、ロンドンのアカデミーを中心に起こった「ヴィクトリアン・ルネサンス」ともいうべき現象に焦点を当てます。英国では裸体画がタブー視されていましたが、ヴィーナス、プシュケなど、古代神話を題材としたヌードの大作がこの時期に続々と登場しました。そしてセンセーションを巻き起こしながら、英国のヌードは独自の発展を遂げていったのです。
官能美豊かなヴィーナス、説話・文学を主題とするヌード、殉教や死に絡めた問題作、陽光の下の健康的なヌード、男性ヌード、作家が制作のために活用したモデルのヌード写真、当時の短編映画なども加えて、ヴィクトリア朝英国に花開いたヌード表現の全貌をご覧いただきます。テイト・ブリテン所蔵作品を中心に、レイトン、ロセッティ、エヴァレット・ミレイをはじめ、ビアズリーのイラスト、ルイス・キャロルの写真など約100点を紹介します。
- 主催者
- 神戸市、神戸市立博物館、毎日新聞、毎日放送
- 休催日
- 月曜日(5/5は開館)
- 観覧料
- 一般 1300(1000)円
高大生 900(700)円
小中生 500(350)円
※( )内は30名以上の団体料金 - 展覧会ホームページ
- http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/
- 展覧会問合わせ先
- テレホンサービス 078-332-7810
会場情報
神戸市立博物館 コウベシリツハクブツカン
KOBE CITY MUSEUM
- 会場住所
-
〒650-0034
神戸市中央区京町24 - ホームページ
- https://www.kobecitymuseum.jp/
登録日:1999年3月31日