ID:53949

開館15周年記念

コレクション×クロニクル Collection x Chronicle

―制作年からみる岐阜県現代陶芸美術館コレクション

会場

岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ

Museum of Modern Ceramic Art, Gifu

会期

2017.4.18(火)→6.18(日)

展覧会概要

開館15周年記念 コレクション×クロニクル コレクション×クロニクル ―制作年からみる岐阜県現代陶芸美術館コレクション

Collection x Chronicle

岐阜県現代陶芸美術館は、2002年の開館以来、国内外を問わず近現代の陶磁器作品を収集し、それらをもとに様々な角度からやきものの魅力を紹介する展示を行ってきました。
当館はコレクションの収集にあたって、国内では明治時代以降、海外では19世紀末以降という大きな時代区分に加え、いわゆる個人の陶芸家の手による「個人制作陶磁器」のほか、これまで美術館の収集対象となりにくかった、陶芸家が実用のために自ら制作した「実用陶磁器」や量産品を中心とした「産業陶磁器」という3つの区分を指標として掲げています。これらの方針のもとに収集されたコレクションは、今日わたしたちが日常的に目にし、手にしている工業製品から、アート・ピースとしての陶芸作品まで実に幅広い内容を示すものとなっています。
本展では、当コレクションの特徴であるこのような幅/多様性を再発見するための試みとして、作品をその制作年に注目して展示します。作品同士の思いがけない共鳴、一様に捉えることのできない時代性など、同時代の作品が隣り合うことでみえてくる様々な発見は、それぞれの「現代」と向き合うことによって生起したやきもののもつ豊かな表現の世界を伝えてくれることでしょう。
「現代」はいつであっても多様であり、型にはめることのできないものです。そのときどきの「現代」が積み重なって出来ていく「やきものの現代」、その多彩な姿を新たな視点から紹介します。

主催者
岐阜県現代陶芸美術館
休催日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開催時間
午前10時 ~ 午後6時
(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般330円(270円)
大学生220円(160円)
高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳の交付を受けている方およびその付き添いの方1名まで無料

イベント情報

-屋外展示 三島喜美代 《WORKー03》4月25日(火)11:00~(天候により延期することがあります。)
セラミックパークMINOカスケード部分に作品を設置します。
以後会期中、屋外にて作品をご鑑賞いただけます。

-多治見市図書館連携企画
おはなし+鑑賞会 みる・きく・たのしむおはなし会
作品を皆で鑑賞し、そこから連想されるおはなしのよみきかせをします。
5月27日(土) 13:30~ 美術館 ロビー
*参加無料・事前申込不要

-ギャラリートーク
毎週日曜日、 13:45より当館学芸員によるギャラリートークを行います。
*要観覧券

会場情報

岐阜県現代陶芸美術館 ギフケンゲンダイトウゲイビジュツカン

Museum of Modern Ceramic Art, Gifu

会場住所
〒507-0801
多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
更新日:2017年8月8日
登録日:2017年4月25日