ID:5262

マン・レイとシュルレアリストたち展

会場

北九州市立美術館

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会期

2003年1月2日(木) ~ 2003年2月2日(日)

展覧会概要

マン・レイとシュルレアリストたち展 マン・レイトシュルレアリストタチテン

“光の人”の意である「マン・レイ」という名前で活躍した、ダダ、シュルレアリスムの作家 マン・レイ。
1890年、フィラデルフィアに生まれた彼は、高校で絵画・製図などで抜群の成績を示し、卒業後はデザイン関係を中心としてさまざまな仕事をしながら、絵の勉強に励みますが、フランスの前衛芸術家デュシャンと知り合ったことをきっかけに、ニューヨーク・ダダの運動を展開し、前衛芸術の運動に乗りだします。その後、アポリネールやランボーら新進のフランスの文学者たちとも知り合った彼は、パリに渡り、前衛芸術家たちのサークルに参加して、実験的映画や写真を製作します。この頃、日々の糧を得るためにピカソやブラックらの作品写真を撮ったことがきっかけとなり、芸術家の作品写真を撮るようになります。これが評判を呼び、ピカソ、ブラック、マティスといった画家の他、作家のトリスタン・ツァラ、ジェームズ・ジョイス、音楽家のエリック・サティー、ストラヴィンスキーなど、当時第一線で活躍していた芸術家の肖像写真を多く撮影しています。
また、印画紙に物体を接触させて感光させる“レイヨグラフ”や画面の裏から光が差したような“ソラリゼーション”といった、特殊な効果の写真を数多く発明し、発表しました。その一方で、素描や油彩、シュルレアリスムのオブジェも制作しています。
今回の展覧会では、写真作品の他、初期の油彩画からオブジェまで、東京の富士美術館が所蔵するマン・レイのコレクションを紹介します。また、あわせてマックス・エルンストやマグリットなど、代表的なシュルレアリストの絵画も展示します。

主催者
北九州市立美術館
休催日
月曜日(1/13は開館し翌日休館)
観覧料
一般 600(400)円
高大生 400(300)円
小中生 200(100)円
※( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合わせ先
北九州市立美術館 Tel.093-882-7777

会場情報

北九州市立美術館 キタキュウシュウシリツビジュツカン

Kitakyushu Municipal Museum of Art

会場住所
〒804-0024
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
ホームページ
http://www.kmma.jp
更新日:2010年5月24日
登録日:1999年3月31日