ID:52600
新春特別展示 戸田提山展
会場
刈谷市美術館 1階 特別展示室
KARIYA CITY ART MUSEUM
会期
平成29年1月11日(水曜)から 1月15日(日曜)
展覧会概要
新春特別展示 戸田提山展 シンシュントクベツテンジ トダテイザンテン
新春特別企画として、現代書の新たな可能性を追求する少字数書で名高い郷土ゆかりの書家・戸田提山の名品を当館コレクションより一挙公開いたします。
1917(大正6)年、安城市に生まれた戸田提山(1917から2004年)は、愛知県岡崎師範学校を卒業後、尋常高等小学校をはじめ、刈谷商業家庭高等学校(現・刈谷北高等学校)や刈谷高等学校で教鞭を執りました。その一方で、書家を志して少字数書の開拓者・手島右卿に師事し、日展で多くの受賞を重ねました。独立書人団理事長、全日本書道連盟理事、全国書美術振興会理事、愛知県芸術文化選奨選考委員などの要職を務め、1989(平成元)年には日展において、内閣総理大臣賞を受賞しました。
文字の持つ意味や形、書体、用いる筆、墨、紙などを綿密に計算し構成された戸田提山の書は、静謐な精神性をたたえ、今なお多くの人を魅了しています。
本展は、漢詩を書いた《李白詩》と《渓上》に加え、漢字の象形や意味に着目してその根源的な生命力を造形化していく少字数書の《無極》や《風》、《神秀》など、計10余点を展示し、戸田提山の作品世界を紹介するものです。 「森羅万象これすべて師」とし、自然界のあらゆる事象と一体化した制作活動をおこなった戸田の生々しい筆の鼓動を感じ、豊かな感性による書の美をお楽しみください。
会場情報
刈谷市美術館 カリヤシビジュツカン
KARIYA CITY ART MUSEUM
- 会場住所
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〒448-0852
刈谷市住吉町4-5 - ホームページ
- https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
登録日:2016年12月20日