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岐阜県博物館協会創立50周年 地域連携企画「街道・ネットワーク」

明治やきもの街道

会場

岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ

Museum of Modern Ceramic Art, Gifu

会期

2017年1月5日(木)~4月16日(日)

展覧会概要

岐阜県博物館協会創立50周年 地域連携企画「街道・ネットワーク」 明治やきもの街道 メイジヤキモノカイドウ

明治時代、日本の陶磁器業は華々しい発展を遂げます。このころ欧米で開催されていた万国博覧会にわが国の精緻な陶磁器が紹介されるや一躍脚光を浴び、輸出は飛躍的に伸びました。また、量産技術の進展によって国内でも陶磁器はより身近なものとなり、人々の生活を豊かにしていきました。
本展覧会は、岐阜県博物館協会創立50 周年 地域連携企画「街道・ネットワーク」の一環として開催するものです。明治時代における美濃焼の輸送や技術革新、さらには同時代の各産地で作られた陶磁器について3 つのシーンからなる「明治やきもの街道」と題し紹介します。
「下街道と名古屋絵付」 かつて、名古屋では陶磁器の上絵付が盛んにおこなわれていました。その白素地は美濃や瀬戸産のものが多く使用されており、中央線の敷設以前、美濃からは下街道(現在の国道19 号に相当)を通って運ばれていました。ここでは明治時代の名古屋絵付による作品や関連資料によって往時を振り返ります。
「美濃焼ヒストリ」 明治31年に創立した岐阜県立多治見工業高等学校の所蔵品には、製作年が明確な明治時代の美濃焼の一群が存在します。他産地においてこのような例は知られておらず、大変貴重なものといえます。これらの資料によって産業陶磁器としての美濃焼の変遷を概観していきます。
「近代陶磁の気韻」 明治時代に国内の各産地で作られ、世界へと羽ばたいていった輸出陶磁器について、近年当館の所蔵となった作品とともに紹介します。

主催者
岐阜県現代陶芸美術館
休催日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
開催時間
午前10時 ~ 午後6時
(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般330円(270円)、大学生220円(160円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料

イベント情報

「図変り」大皿の世界 伊万里染付の美 特別記念対談 「有田の美をさぐる」
2017年2月25日([土] 14:00~15:30 セラミックパークMINO 国際会議場
講師:十四代今泉今右衛門氏(陶芸家)×荒川正明氏(学習院大学教授・「伊万里染付の美」展監修者)
*参加無料・要事前申込

クマポンと歩く「下街道」
会期中随時
当館で開催したワークショップでもお馴染み、野村直城氏による「クマポン」と一緒に、ツイッター上で「下街道」をヴァーチャルに旅しましょう。

ギャラリートーク
1月18日[日]、2月12日[日]、 3月19日[日] 15:00~16:00
当館学芸員による展示解説
*参加無料・要観覧券

会場情報

岐阜県現代陶芸美術館 ギフケンゲンダイトウゲイビジュツカン

Museum of Modern Ceramic Art, Gifu

会場住所
〒507-0801
多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
更新日:2016年11月29日
登録日:2016年11月29日