ID:51984

生誕百年記念

小林斗盦(とあん) 篆刻(てんこく)の軌跡 THE CENTENNIAL RETROSPECTIVE OF
KOBAYASHI TOAN:
HIS SEAL CARVING AND COLLECTION OF CHINESE ART

印の世界と中国書画コレクション

会場

東京国立博物館 東洋館8室

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会期

2016年11月1日(火)-12月23日(金・祝)

前期展示:2016年11月1日(火)~11月27日(日)
後期展示:2016年11月29日(火)~12月23日(金・祝)

展覧会概要

生誕百年記念 小林斗盦(とあん) 篆刻(てんこく)の軌跡 コバヤシトアン テンコクノキセキ 印の世界と中国書画コレクション

THE CENTENNIAL RETROSPECTIVE OF
KOBAYASHI TOAN:
HIS SEAL CARVING AND COLLECTION OF CHINESE ART

川越に生まれた小林斗盦(こばやしとあん 1916~2007)は、15歳で書を比田井天来(ひだいてんらい)に、篆刻を石井雙石(いしいそうせき)に師事。さらに25歳で篆刻を河井荃廬(かわいせんろ)に、29歳で書を西川寧(にしかわやすし)に師事して、日本人の感性に本格的な中国の技法を盛り込みます。34歳の若さで日展の特選を受賞してからは、常に書壇の重鎮として篆刻界を牽引し続けました。
一方、33歳で文字学を加藤常賢(かとうじょうけん)に、37歳で印学を太田夢庵(おおたむあん)に学んで、中国の古印や書画の研究に没頭し、多くの論考を発表、晩年には『中国篆刻叢刊(ちゅうごくてんこくそうかん)』40巻を上梓しました。実作と研究における優れた業績から、77歳で日本芸術院会員、82歳で文化功労者、88歳の時には篆刻家としてはじめて文化勲章を受章しました。
平成28年(2016)は、小林斗盦の生誕100年にあたります。本展は小林斗盦の篆刻・書画や、旧蔵になる中国の書画などを展示し、91歳の天寿を全うした小林斗盦の偉大な業績を回顧します。

主催者
東京国立博物館、読売新聞社
協賛・協力等
企画協力:謙慎書道会
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
*金・土曜日、11月3日(木・祝)は午後8時まで開館。
*入館は閉館の30分前まで。
観覧料
(税込)総合文化展料金でご覧いただけます。
一般620(520円) 大学生410(310円)
*( )内は20名以上の団体料金。
*高校生以下および満18歳未満,満70歳以上の方は無料です。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳,健康保険証,運転免許証など)をご提示ください。
*障がい者とその介護者1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
展覧会ホームページ
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1825
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

イベント情報

月例講演会
「小林斗盦の篆刻の世界」
日時:2016年11月19日(土) 13:30~15:00(13:00開場予定)
会場:東京国立博物館 平成館大講堂
講師:孫慰祖(上海博物館研究員)
定員:380名(当日受付・先着順) 聴講無料(ただし、当日の入館料は必要です)

会場情報

東京国立博物館 トウキヨウコクリツハクブツカン[ウエノコウエン]

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会場住所
〒110-8712
台東区上野公園13-9
ホームページ
https://www.tnm.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2016年10月25日
登録日:2016年10月25日