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平成28年度 米子市美術館 特別企画展
國頭繁次郎生誕一〇〇年記念
―シベリアの記憶―
國頭繁次郎と宮崎進
会場
米子市美術館 1階 第1・2展示室
Yonago City Museum of Art
会期
平成28年7月17日(日)~8月21日(日)
展覧会概要
平成28年度 米子市美術館 特別企画展
國頭繁次郎生誕一〇〇年記念
―シベリアの記憶― 國頭繁次郎と宮崎進 クニトウシゲジロウトミヤザキシン
「ぼくの吠え叫ぶ声が 自分の声でなくなるまで ぼくは吠え続けた そうしてぼくは苦悩から救われる」
これは、米子市淀江町出身の洋画家・國頭繁次郎 (くにとう しげじろう)(1916~1969)が、《石の顔》個人蔵の裏に書きのこした言葉です。
國頭は2度の従軍をし、終戦後はシベリアに抑留され4年間の過酷な生活を強いられました。帰国後は憑かれたように作品制作に没頭し、多くを語らず作画の中でその苦悩を表現しています。
山口県周南市出身の画家・宮崎 進 (みやざき しん)(1922~)も4年間のシベリア抑留を強いられ、帰国後はその経験を基に制作し、1967年安井賞受賞、2004年サンパウロビエンナーレでは日本代表として参加し、国内外で評価されています。現在、94歳である宮崎は、シベリア抑留の経験者であるからこそ表現できる作品を今なお制作しつづけています。
今年、國頭は生誕100年を迎えます。これを記念し、宮崎の作品とともに紹介することにより、國頭芸術の真意に迫っていきます。
油彩・版画・素描・彫刻作品あわせて約70点を紹介します。
- 主催者
- 米子市、米子市教育委員会、一般財団法人 米子市文化財団 米子市美術館
- 協賛・協力等
- 芸術文化振興基金助成事業
後援:米子市美術館後援会、米子市文化協議会、新日本海新聞社、山陰中央新報社、朝日新聞鳥取総局、産経新聞鳥取支局、毎日新聞鳥取支局、読売新聞鳥取支局、共同通信社鳥取支局、時事通信社鳥取支局、BSS山陰放送、日本海テレビ、TSK山陰中央テレビ、テレビ朝日鳥取支局、中海テレビ放送、伯耆町有線テレビジョン放送、エフエム山陰、DARAZ FM
米子市美術館・米子市立山陰歴史館連携事業/ミュージアムスタンプラリー対象事業/とっとり県民カレッジ連携講座 - 休催日
- 毎週水曜日
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- 観覧料
- 一般 500(400)円
大学生以下無料 - ※( )内は前売、15名以上の団体、70歳以上の方、障がいのある方(付添の方1名含む)の料金。
※割引重複利用不可
※ 次の方は団体料金
● 米子市立山陰歴史館企画展「太平洋戦争と戦中・戦後の暮らし」観覧券をお持ちの方
● 米子市歴史館友の会、Feel友の会会員 (要会員証)
● 鳥取県ミュージアム・ネットワーク加盟館チケット・年間パスポートなどご持参の方
前売券販売所 / 米子市美術館、米子市教育委員会文化課、米子市美術館後援会、米子市立山陰歴史館、米子市立図書館、米子市文化ホール、米子市公会堂、米子市淀江文化センター、米子市児童文化センター、米子市観光案内所(JR米子駅構内)、米子高島屋、アルテプラザ(米子天満屋4階)、本の学校今井ブックセンター、今井書店錦町店、今井書店境港店、鳥取県立博物館、倉吉博物館、安来市観光交流プラザ、島根県立美術館ミュージアムショップ - 展覧会ホームページ
- http://yonagobunka.net/p/yonagobunka/y-moa/news/5/
イベント情報
※いずれも当日有効の観覧券が必要です。
○ オープニングギャラリートーク
周南市美術博物館学芸員(予定)、國頭徹夫氏 (國頭繁次郎次男)に作品解説をしていただきます。
日時:7月17日(日) 午前10時10分頃~
○ 学芸員によるギャラリートーク
日時:7月30日(土)、8月13日(土) 各日午後2時~
○ 歴史館・美術館ギャラリートークツアー
日時:8月19日(金)
[歴史館] 午後1時30分~午後2時20分
[美術館] 午後2時30分頃~午後3時20分頃
※歴史館集合、終わりしだい美術館へ移動。
※両展覧会の当日有効の観覧券が必要です。
会場情報
米子市美術館 ヨナゴシビジュツカン
Yonago City Museum of Art
- 会場住所
-
〒683-0822
米子市中町12 - ホームページ
- http://www.yonagobunka.net/y-moa/
登録日:2016年8月2日