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苫小牧市美術博物館開館3周年記念特別展「Art and Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」連動企画
UFO after / 未確認墜落物体 その後
中庭展示 ―Court Installation― Vol.7 岡本光博
会場
苫小牧市美術博物館
Tomakomai City Museum
会期
2016.4.23 Sat.→9.4 Sun.
展覧会概要
苫小牧市美術博物館開館3周年記念特別展「Art and Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」連動企画 UFO after / 未確認墜落物体 その後 UFO after / ミカクニンツイラクブッタイ ソノゴ 中庭展示 ―Court Installation― Vol.7 岡本光博
「中庭展示―Court Installation―」は、当館の中庭スペースにおいて、その空間を活用した作品を個展形式により紹介するシリーズ企画です。第7回目となる今回は、特別展「Art and Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語」の連動企画として、美術家・岡本光博のインスタレーションを紹介します。ロゴやキャラクター、シンボルや記号、言葉などに着想を得て、その多義性や魅力を援用・検証する岡本の作風は、芸術そのものの意味や現代社会のあり方を問い直す試みとして、近年、高い注目を集めています。
昨夏、青森県立美術館の前庭に“墜落”し話題となった《UFO―unidentified falling object―(未確認墜落物体)》。同作において岡本は、インスタント・フードという身近なモチーフを、子どもの頃にTV番組を通して好奇心を掻き立てられたという“U.F.O.(未確認飛行物体)”に見立て、鏡像のように反転させたうえで巨大化し、さらにそれを、あたかも墜落したかのように地表に突き刺すという、不条理さとユニークさとが混在するイメージを提示しました。本展で紹介する作品は、“UFO(未確認墜落物体)”の“after”、すなわち“その後”と“食後”をかけた言葉遊びに基づくフィクションを根底とするもので、何者かによって回収されたのちに食され、変容したその姿が公開されます。
大衆文化の視覚表象を引用するポップ・アートの手法を踏襲する岡本の表現は、原体験や言葉遊びにからめた発想を源泉 (ソース) とするコンセプチュアルなものであり、そのイメージの持つ多義性は、見る者にさまざまな思考を促す契機となることでしょう。この機会に、岡本の先鋭的な作品世界に触れていただければ幸いです。
- 主催者
- 苫小牧市美術博物館
- 協賛・協力等
- 企画協力:eitoeiko
- 休催日
- 月曜日 ※ただし、7/18 (月・祝)は開館し、その翌日が休館
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- ※入場は16:30まで
- 観覧料
- ① 企画展「砂田友治」開催期間…4月29日(金・祝)―6月26日(日) :
一般 300(240)円 高校・大学生 200(140)円
② 特別展「Art and Air」開催期間…7月9日(土)―9月4日(日) :
一般 600(500)円 高校・大学生 400(300)円
③ 常設展のみ開催期間…
一般 300(240)円 高校・大学生 200(140)円 - ※( )内は10名以上の団体料金 ※小中学生以下はいずれの期間も無料 ※免除規定がありますのでお問合せください ※②の特別展期間以外は、年間観覧券でもご覧いただけます ※常設展及び同時期開催の特別展・企画展も併せて観覧できます ※5月5日(木・祝)は無料観覧日
- 展覧会ホームページ
- http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/tenrankai/nakaniwa07.html
イベント情報
アーティスト・トーク+α
岡本光博が自作の紹介を交えながら、美術の魅力についてお話しします。「+α」もお楽しみに!
日時:2016年4月23日(土) 14:00―15:30
場所:苫小牧市美術博物館 研修室A
参加料:無料
申込受付:苫小牧市美術博物館(℡0144-35-2550) ※当日受付も可能
会場情報
苫小牧市美術博物館 トマコマイシビジュツハクブツカン
Tomakomai City Museum
- 会場住所
-
〒053-0011
苫小牧市末広町3-9-7 - ホームページ
- http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/
登録日:2016年5月17日