ID:5021

生誕百年記念「小林秀雄 美を求める心」展

会場

渋谷区立松濤美術館

The Shoto Museum of Art

会期

2002年10月15日(火) ~ 2002年11月24日(日)

展覧会概要

生誕百年記念「小林秀雄 美を求める心」展 セイタンヒャクネンキネン「コバヤシヒデオ ビヲモトメルココロ」テン

小林秀雄は、1902年東京に生まれました。
フランス象徴派詩人や滋賀直哉の影響下に文学的形成期を送り、東京大学文学部仏文学科卒業後、29年に『改造』の懸賞評論に応じ『様々なる意匠』が2席入選。以後、文学・美術・哲学と文芸評論の可能性を大幅に広げました。67年には文化勲章を受章し、日本近代評論の確立者と言われ、文芸評論を芸術として確立した評論家です。
代表作には『ドフトエフスキーの生活』『近代絵画』『ゴッホの手紙』『本居宣長』『無常という事』『私の人生観』などがあります。
本展は、20世紀の我が国における日本の最高の評論家である小林秀雄の生誕100年を記念誌、80年に及ぶその生涯を編年的にたどるのみならず、彼の眼を通した「知と美」に対する業績を改めて見つめ直します。
こうした文士の回顧展は、従来、著者の原稿や愛蔵品などで構成されることが多かったですが、本展は小林秀雄の評論の対象となった「絵画」や「骨董」などの作品を通して「小林秀雄の眼」、あるいは彼が探求した「美」そのものに主眼を当てようとするものです。本展を通して小林秀雄が感動し、また所有した「美」について、来館者に何かを感じてもらえれば、と思います。

主催者
渋谷区立松濤美術館
休催日
月曜日(11/4は開館し、翌日休館)
観覧料
一般 300(240)円
小中生 100(80)円
※( )内は10名以上の団体料金
※65歳以上は無料
展覧会ホームページ
http://www.shoto-museum.jp/
展覧会問合わせ先
Tel.03-3465-9421

会場情報

渋谷区立松濤美術館 シブヤクリツショウトウビジュツカン

The Shoto Museum of Art

会場住所
〒150-0046
渋谷区松濤2-14-14
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
更新日:2011年3月8日
登録日:1999年3月31日