原安三郎コレクション 広重ビビッド HIROSHIGE VIVID

新潟市政令指定都市移行10周年記念
BSN新潟放送創立65周年記念 原安三郎コレクション 広重ビビッド ハラヤスサブロウコレクション ヒロシゲビビット 広重・北斎・国芳、至高の初摺

HIROSHIGE VIVID

〈名所江戸百景〉120枚揃と〈六十余州名所図会〉70枚揃は、巨匠・歌川広重晩年の傑作として知られています。本展では、これらの連作全点の「初摺(しょずり)」をごらんいただきます。「後摺(あとずり)」では線がぼやけ、摺色も減らされますが、「初摺」は広重の創意を存分に伝えます。その上、このたび展示される作品にはほとんど退色もなく、まるで摺りたてのように濃密でビビッドな色彩に、どなたも驚かれるに違いありません。
これらの作品は、日本化薬株式会社会長をつとめた原安三郎氏(1884-1982)が蒐集(しゅうしゅう)したもの。財界の重鎮として活躍した原氏が、実は浮世絵蒐集かでもあったことは、あまり知られていませんでした。数セットしか現在しない〈名所江戸百景〉〈六十余州名所図会〉初摺揃い物の中でも、見事な保存状態を誇る原安三郎コレクションのセットが全点公開されるのは、今回が初めてです。
葛飾北斎の〈冨嶽三十六景〉〈諸国名橋奇覧〉など名品22点も出品されます。北斎が日本各地の水辺を描いた連作〈千絵の海〉全10点が揃うのは、またとない機会です。歌川国芳が西洋絵画から影響を受けたユニークな名所絵などもあわせ、総計230点を、前・後期総入替で展示します。本当の「江戸の色」を、ぜひお楽しみください。

主催者

新潟市美術館、BSN新潟放送

協賛・協力等

共催 新潟日報社
特別協賛 福宝
協賛 セコム上信越
後援 公益財団法人 アダチ伝統木版画技術保存財団
企画制作 TBSテレビ

休催日

月曜日・3月21日(火) ●3月20日[月・祝]・5月1日[月]は開館

開催時間

午前9時30分 ～ 午後6時

●観覧券の販売は閉館30分前まで

観覧料

一般前売800円/一般当日1,000円 (団体800円)
大学生・高校生800円 (団体600円)/中学生以下無料

●団体は20名以上 ●リピーター割引(半券提示で、2回目は団体料金に割引)
●障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方および一部の介助者は無料(受付でご提示ください)

[前売券販売所] 前売期間:1月20日[金]～3月17日[金]
新潟市美術館、新潟市新津美術館、新潟県立近代美術館、新潟県立万代島美術館、hickory03travelers、シネ・ウインド、DeKKY401、新潟伊勢丹、文信堂CoCoLo万代、セブン‐イレブン(セブンチケット)、インフォメーションセンターえん

※ NIC新潟日報販売店でもお取り寄せできます。

展示替え情報

前期: 3.18(土)～4.16(日)
後期: 4.18(火)～5.21(日)
展示作品ほぼ総入替

展覧会ホームページ

http://www.ncam.jp/exhibition/3799/

・講演会「旅する広重〈六十余州名所図会〉」
日時:4月16日[日] 14時～(約90分)
会場:当館講堂(開場13時30分)
講師:小池満紀子(中外産業株式会社 美術担当 、 国際浮世絵学会 理事)
聴講無料・定員100名(事前申込不要・先着順)

・美術講座「北斎と広重 名所絵の黄金時代」
日時:3月18日[土] 14時～(約90分)
会場:当館講堂(開場13時30分)
講師:松沢寿重(新潟市美術館 学芸員)
聴講無料・定員100名(事前申込不要・先着順)

・みどころ解説(当館学芸員のショートレクチャー)
日時:3月26日[日]、4月8日[土]、4月22日[土]、5月13日[土] 各日14時～ (約30分)
会場:当館講堂(開場13時30分)
聴講無料・定員100名(事前申込不要・先着順)

NIIGATAアートリンク2016 スタンプラリー対象展です。

新潟市美術館 ニイガタシビジュツカン

Niigata City Art Museum

会場住所

〒951-8556
新潟市中央区西大畑町5191-9

ホームページ

http://www.ncam.jp/