ID:49755
所蔵品による小企画展
ダイアローグ dialogue
―絵との対話、絵での対話
会場
鹿児島市立美術館
KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART
会期
2016. 5月24日(火)―7月18日(月・祝)
展覧会概要
所蔵品による小企画展 ダイアローグ ダイアローグ ―絵との対話、絵での対話
dialogue
絵をみるということは本来、孤独な行為といえるでしょう。つぶやかれた感想の多くが、独り言(モノローグ)となって消え去ってしまう。しかし、ひとつ見方を変えれば、そこですでに作者と鑑賞者のとの間で一種の対話(ダイアローグ)がなされていると捉えることもできます。
さらに、今回の展覧会では、人物が対話している場面の絵画ばかりを集めてみました。多くの芸術ジャンルにとって、対話はとても重要な構成要素です。なかでも映画や演劇の脚本というものは、基本的に対話だけで成り立っているものです。
しかし、絵画というジャンルでは言葉を表現することはできず、色や形が醸し出す雰囲気や人物のしぐさから、その会話の内容を推し量るよりほかありません。彼らはいったい何を語り合っているのでしょう?
展示しているほとんどの作品の会話内容に、明確な答えがあるわけではありません。鑑賞するみなさまの感性で、絵解きにチャンレンジしてみてください。ワークシートもご用意しますので、吹き出しに自由な言葉を書き入れてみてください。
また、そのような形で積極的にご鑑賞いただくことが、みなさまと美術館との対話ともいえるのではないでしょうか。ご参加をお待ちしています。
- 休催日
- 月曜日 (祝日の場合は翌平日)
- 開催時間
- 9:30 ~ 18:00
- 入館は17:30まで
- 観覧料
- 一般 300円 高大生 200円 小中生 150円
- ※所蔵品展と共通、年間パスポートでもご覧いただけます。
会場情報
鹿児島市立美術館 カゴシマシリツビジュツカン
KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒892-0853
鹿児島市城山町4-36 - ホームページ
- https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
登録日:2016年4月5日