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特別企画展 大正二年のせともの屋

会場

瀬戸市歴史民俗資料館

Seto City Folk Historical Material Museum

会期

2002年9月28日(土) ~ 2002年12月23日(月)

展覧会概要

特別企画展 大正二年のせともの屋 トクベツキカクテン タイショウニネンノセトモノヤ

大正2年に現在の静岡県沼津市で市街の大半を呑み込んだ大火がありました。その後80年を経て、道路工事の際にその大火を物語る焼土層が確認され、その周辺から焼けた痕跡をもつおびただしい陶磁器類が発見されました。
その後の調査の結果、これらは大正2年の大火で被災した陶磁器商の商品が廃棄されたものだと判明しました。
発見された陶磁器類は、大正2年という年代を特定できるという点で貴重であるばかりでなく、普段使いの碗皿類を中心としてることからも当時の時代相を表す、まとまった資料としても重要なものといえます。さらに食器類の他、土管・タイル・衛生陶器・画材道具など幅広い種類の陶磁器類が確認されており、当時の陶磁器商の商品構成を知る上でも貴重であるといえます。
今回の企画展では、これらの沼津の陶磁器類のうち磁器の碗皿類を中心に紹介するとともに、瀬戸・美濃地方で発掘調査が行われた同時期の窯業資料を展示し、明治・大正の交わりという時期の「せともの」の具体的様相をご覧いただくものです。

主催者
瀬戸市歴史民俗資料館
休催日
毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料
200円(65歳以上、中学生以下、妊婦、身障者手帳受給者は無料)
展覧会ホームページ
http://www.city.seto.aichi.jp/sosiki/rekimin/

会場情報

瀬戸市歴史民俗資料館 セトシレキシミンゾクシリョウカン

Seto City Folk Historical Material Museum

会場住所
〒489-0069
瀬戸市東松山町1
更新日:2010年3月17日
登録日:1999年3月31日