ID:49131

常設展

岡本太郎と前衛の作家たち

─当館コレクションより

会場

川崎市岡本太郎美術館 常設展示室

TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI

会期

2016年1月15日(金)~4月10日(日)

展覧会概要

常設展 岡本太郎と前衛の作家たち オカモトタロウトゼンエイノサッカタチ ─当館コレクションより

岡本太郎は、美術業界でいうところのいわゆる「門下」や「弟子」はとらず、「ひとりで孤独に」立ち向かうポジションを取りつづけました。まるで万博会場にひとり残った「太陽の塔」のように。けれど一方、敗戦後の日本において、岡本太郎ほど、仲間と力を合わせて共同で道を切り拓く「芸術運動」の力を真っ直ぐに信じたアーティストもいないかもしれません。
戦後から1950年代は「アヴァンギャルド(前衛)」と「芸術運動」の時代でした。岡本太郎が盟友である評論家・花田清輝とはじめた芸術運動「夜の会」をはじめ、「アヴァンギャルド芸術研究会」、「世紀の会」、「現代芸術研究所」、「アートクラブ」、「国際デザインコミッティ」、「記録芸術の会」など…岡本はじつに様々の芸術運動やグループに関わり、自らも主宰しています。
当館では開館以来、そうした関わりの深い作家の作品や「芸術運動」の資料も収集を行ってきました。若き日にそうした活動に参加し、岡本や花田の言葉に時に共鳴、時に反発しながら制作活動を続けてきた同時代のアーティスト達。当館の収蔵資料より、戦後の「アヴァンギャルド」の作家たちの活動の一端をご紹介します。

休催日
月曜日(但し3月21日除く)、祝日の翌日(土曜日、日曜日は除く)、2月12日(水)、3月22日(火)
観覧料
2016年1月15日(金)~2016年2月2日(火)まで
一般 500(400)円、高・大学生・65歳以上 300(240)円、中学生以下無料

2016年2月3日(水)~2016年4月10日(日)
一般 600(480)円、高校・大学生・65歳以上 400(320)円、中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
*企画展開催期間中は、企画展とのセット料金に変ります。
展覧会ホームページ
http://www.taromuseum.jp/exhibition/collection.html

イベント情報

ワンポイント・トーク
学芸員による「岡本太郎と前衛の作家たち」のギャラリートーク。
日時:2月13日(土)13:30~
場所:常設展示室(要観覧料)
会場:川崎市岡本太郎美術館 常設展示室 (要観覧料)

【TAROバースデーイベント1】 バックヤードツアー
常設展示を見たあと、普段見ることのできないバックヤードを見学します。
日時:2016年2月27日(土) 14:00~15:30
対象:高校生以上 / 25名 (先着順)
費用:無料 (要観覧料)
会場:常設展示室、バックヤード
応募方法:先着順 2月6日(土) 10:00より受付開始
お電話にてお申し込みください。 TEL:044-900-9898

【TAROバースデーイベント2】
ジャワ・ガムラン演奏と踊り
インドネシアのジャワ島に伝わる民族音楽・ガムランと踊りのイベントを行います。太郎さんも学んでいたというインドネシアの文化で、太郎さんのお誕生日2月26日を皆でお祝いしましょう!
日時:2016年2月28日(日)
第1回目 13:00~14:00 第2回目 14:30~15:30
出演:カルティカ&クスモ、中田一子 (ガムラン・ゴング)
会場:ギャラリースペース
費用:無料 (申込み不要)

会場情報

川崎市岡本太郎美術館 カワサキシオカモトタロウビジュツカン

TARO OKAMOTO MUSEUM OF ART,KAWASAKI

会場住所
〒214-0032
川崎市多摩区枡形7-1-5
ホームページ
https://www.taromuseum.jp/
更新日:2016年2月16日
登録日:2016年2月16日