ID:4873

開館20周年記念特別展 江戸動物図鑑

~出会う・暮らす・愛でる~

会場

港区立港郷土資料館

Minato City Local History Museum

会期

2002年10月18日(金) ~ 2002年11月17日(日)

展覧会概要

開館20周年記念特別展 江戸動物図鑑 カイカン20シュウネンキネントクベツテン エドドウブツズカン ~出会う・暮らす・愛でる~

いつの時代でも私たち人間と動物との関わりは深く、過去の人々がどのように動物を理解し利用してきたかを知ることは、現代の私たちの動物に対する考え方や、付き合い方を見直すためにも大事ではないでしょうか。
江戸時代の大名屋敷である港区白金館址遺跡からは寛永通宝が副葬されたイヌの埋葬址が検出され、寺院跡である伊皿子貝塚遺跡からはイヌやネコの墓石・供養塔が見つかっています。また、港区内に江戸屋敷を構えた薩摩鹿児島藩島津家の第25代藩主島津重豪は、高輪の下屋敷に「蓬山園」という庭園を造り、多様な植物を栽培する一方で、舶来の珍しい鳥の飼育もしていました。重豪は日本人の動物観に影響を与えた博物学に関心を持ち、研究を進めた大名で、鳥類の図譜や辞典なども作らせています。この他、江戸市中の陸上運送の拠点として発展した高輪牛町や、人々の食生活を直接的に物語る江戸遺跡出土の動物骨の存在も知られています。
このように港区には動物に関する資料や事例が多く見られます。本特別展では文献・考古・美術資料から、江戸の町に住む人々の動物観や、人々と動物との関わりについて考えていきます。

主催者
港区教育委員会
休催日
月曜日(11/4は開館し翌日休館)
観覧料
無料
展覧会ホームページ
http://www.lib.city.minato.tokyo.jp/muse/j/
展覧会問合わせ先
Tel.03-3452-4966

会場情報

港区立港郷土資料館 ミナトクリツミナトキョウドシリョウカン

Minato City Local History Museum

会場住所
〒108-0014
港区芝5-28-4 港区立三田図書館4階
更新日:2010年11月8日
登録日:2002年9月5日