ID:48687
福岡県立美術館開館30周年記念
没後40年 髙島野十郎展 Takashima Yajuro Exhibition
会場
福岡県立美術館 3階展示室
FUKUOKA PREFECTURAL MUSEUM OF ART
会期
平成27年12月4日(金)~平成28年1月31日(日)
展覧会概要
福岡県立美術館開館30周年記念 没後40年 髙島野十郎展 ボツゴ40ネン タカシマヤジュウロウテン
Takashima Yajuro Exhibition
高島野十郎(1890-1975)は「孤高の画家」あるいは「蠟燭の画家」として知られる洋画家です。生前にはほとんどその存在が知られることはありませんでしたが、没後の展覧会をきっかけに、近年ますます評価が高まっています。卓越した技量に裏付けられた、息詰まるような緊張感さえ感じさせるその作品のみならず、自己の信念に誠実であろうとした画家としての生き方にもまた多くの人々が魅了され続けています。
明治23(1890)年、福岡県久留米市に酒造家に生まれた野十郎は、東京帝国大学農学部水産学科を首席で卒業しながらも、周囲の期待に反して、念願であった画家への道を選び、敢然と歩みだしました。「世の画壇と全く無縁になることが小生の研究と精進です」とする野十郎は、独学で絵を学び、美術団体にも所属せず、家庭を持つことさえ望まず、流行や時代の趨勢におもねることなく、自らの理想とする絵画をひたすら追求する超俗的な生活を送りました。
野十郎の絵画は、一貫して写実に貫かれています。しかしながら、彼の写実は単なる再現的描写にとどまらず、その表現や対象の捉え方に独特の個性が光り、それゆえ画面は生き生きとした生命感に満ちあふれています。
没後40年を記念する本展では、「からすうり」や「菜の花」をはじめとする静物画や風景画などの代表作や、野十郎の独自性が発揮された「蠟燭」や「月」シリーズ、さらには初公開作品をも含む約150点を、最新の研究成果とともにご紹介します。人々の心と目を引き付けてやまない高島野十郎の深遠なる絵画世界の新たな全貌、そして魂の軌跡をどうぞご堪能ください。
- 主催者
- 福岡県立美術館、西日本新聞社、TNCテレビ西日本
- 休催日
- 月曜日
年末年始 [平成27年12月28日(月)~平成28年1月4日(月)] - 開催時間
- 午前10時 ~ 午後6時
- 入場は午後5時30分まで
- 観覧料
- 一般:1,200円 (1,000円)
高大生:900円 (700円)
小中生:400円 (200円) - ※( )内は前売り・20名以上の団体料金、65歳以上の方の割引料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者1名までは無料
※65歳以上の方は、チケット購入の際に年齢が分かるもの(健康保険証・運転免許証等)をご提示ください。
※前売券はチケットぴあ(Pコード767-061) / ローソンチケット(Lコード88240) / セブンチケット(セブンコード041-181)ほか主要プレイガイドにて発売 - 巡回等情報
- 2016年4月9日(土)~6月5日(土)
目黒区美術館
〒153-0063 東京都目黒区2-4-36
2016年6月18日(土)~7月31日(日)
足利市立美術館
〒326-0814 栃木県足利市通2-14-7 - 展覧会ホームページ
- http://www.tnc.co.jp/takashimayajuro40/
イベント情報
夜の美術館 (閉館後の特別観覧)
[内容] 静かな空間でゆっくりと作品鑑賞をお楽しみください。
<夜の美術館限定スペシャルトーク開催>
西本匡伸(福岡県立美術館副館長)、当日午後7時から3F展示室付近で。
[日時] 2015年12月18日(金) 18時30分~20時30分 (入場は20時まで)
[料金] 2500円 (入場券+音声ガイド+お土産付き)
<お土産>
① 夜の美術館オリジナル「松山櫨の和ろうそく」
② 久留米の洋菓子店・銀のすぷーん制作「胡麻のラングドシャ」
③ 展覧会限定「高島野十郎しおりセット」
[定員] 300名 (チケットはセブンイレブンのみで発売中)
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櫨蝋ワークショップ (事前申し込みが必要です)
[講師] 松山櫨復活委員会 代表 矢野真由美
[内容]
(1) 櫨ろうそくづくり / 2015年12月12日(土)
①11時~ (受付:10時30分~)
②14時~ (受付:13時30分~)
(2) 櫨ハンドクリームづくり / 2015年12月13日(日)
①11時~ (受付:10時30分~)
②14時~ (受付:13時30分~)
[場所] 福岡県立美術館1階
[定員] 30名
[料金] 各1,000円
※イベントに参加を希望される方は、福岡県立美術館に電話 092-715-3551もしくは FAX 092-715-3552で必要事項(①氏名②電話・FAX番号)をお伝えください。人数に限りがあるため、先着順といたします。ご応募いただいた個人情報は、本イベントの連絡のみに使用させていただきます。
講演会 (事前申し込みが必要です)
[演題] 「野十郎とは何者なのか」
[講師] 西本匡伸 (福岡県立美術館副館長)
[日時]
2015年12月20日(日) 14時~ (開場は13時30分)
2016年1月9日(土) 14時~ (開場は13時30分)
[場所] 福岡県立美術館4階視聴覚室
[定員] 70名
[料金] 本イベントは参加無料ですが、本展覧会の半券、又は購入済みのチケットをご呈示ください。
学芸員によるワンポイントギャラリートーク
[内容] 本展担当の高山百合学芸員が、作品に秘められたエピソードや魅力について毎回内容を変えてご紹介いたします。
[日時] 毎週火曜日 14時~ (約20分)
[場所] 展覧会場内
アクロス・ミュージアムコンサート in 県美
[日時] 2015年12月19日(土)
[開演] ①13時30分~ ②15時~ (各回30分)
[場所] 福岡県立美術館
[料金] 無料 (予約不要)
[出演] フルート:中西久美、ギター:石川雄一
[曲目]
①13時30分~
ヘンリー・マンシーニ:ムーンリバー
エンニオ・モリコーネ:ニューシネマパラダイスより「愛のテーマ」 ほか
②15時~
ピアソラ:タンゴの歴史より「Cafe1930」
やさしさに包まれたなら(荒井由美) ほか
「和ろうそくの灯りだけでキャンドルディナー」
福岡県庁農林水産部自主研究グループ
「女子力で農林水産業を元気に!」コラボ企画
[内容] 眞櫨和ろうそくの幻想的な灯りの中で、福岡県産の農林水産物を使ったこだわりの食事とお酒をお楽しみください。食事後は、担当の高山百合学芸員が高島野十郎作品の魅力についてお話しします。
[日時] 2015年12月5日(土) 17時~
[場所] 情熱の千鳥足 CARNE
(福岡市中央区西中洲10-6 ラビリンスビル1階)
[料金] 6000円 ジビエのコース+ドリンク代(福岡県の地酒やワイン)+展覧会チケット1枚
[定員] 30名
会場情報
福岡県立美術館 フクオカケンリツビジュツカン
FUKUOKA PREFECTURAL MUSEUM OF ART
- 会場住所
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〒810-0001
福岡市中央区天神5-2-1 (須崎公園内) - ホームページ
- https://fukuoka-kenbi.jp/
登録日:2016年1月5日