二人の超現実主義者

二人の超現実主義者 フタリノチョウゲンジツシュギシャ 福沢一郎と三岸好太郎

留学先のパリで超現実主義(シュルレアリスム)を目の当たりにした福沢一郎(1898～1992)は、1930年以降、鋭い諷刺精神に基づくコラージュ絵画に取り組み、日本の洋画壇に強い衝撃を与えました。一方、短い画業の中でさまざまに作風を変貌させた三岸好太郎(1903～1934)は、その晩年、蝶や貝殻をモティーフに詩情豊かな夢幻の世界を繰り広げています。
二人の作品はともに独立美術館協会展に発表され、超現実主義的な絵とみなされましたが、手法や内容の点で大きな相違があります。また、二人が超現実主義的な作品を制作したのは限られた一時期のことでした。
本展は、福沢一郎と三岸好太郎の作品を通して日本における超現実主義のすぐれた受容例を紹介するとともに、それぞれにとっての超現実主義の意味を探ろうとするものです。

主催者

北海道立三岸好太郎美術館

休催日

月曜日(9/16・23、10/14、11/4は開館)、9/17・24、10/15、11/12

観覧料

一般 620(510)円
高大生 360(300)円
小中生 250(200)円
※( )内は10名以上の団体料金

展覧会ホームページ

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/mkb

展覧会問合わせ先

Tel.011-644-8901

北海道立三岸好太郎美術館 ホッカイドウリツミギシコウタロウビジュツカン

MIGISHI KOTARO MUSEUM OF ART, HOKKAIDO

会場住所

〒060-0002
札幌市中央区北2条西15丁目

ホームページ

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/mkb/index.htm

問い合わせ先

テレフォンサービス 011-621-7000