ペインティングの現在

ペインティングの現在 ペインティングノゲンザイ ―4人の平面作品から―

本展では、今まさに最前線で活躍する4名の作家をご紹介します。近年注目の若手作家・高橋大輔(1980～ )は、絵具を大胆かつ大量に使用し、物質としての絵具と絵画の関係を模索しながら制作しています。川越出身の荻野僚介(1970～ )は大学で政治経済を学んだのち、画家へと転身を遂げた異色の作家です。筆の跡を一切残さない色面構成を特徴とし、側面まで描き上げるスタイルを確立しています。今回唯一の女性作家であり、水墨で制作を続ける浅見貴子(1964～ )は、樹木のデッサンに基づきつつも、あたかも抽象画を思わせるような作品を描いています。本展で最年長の樺山祐和(1958～ )は、ここ数年森をモティーフにしています。油彩でありながら、まるで日本画を思わせるような雰囲気の漂う作品を制作しています。
本展は、埼玉県西部地域に根差す才能溢れる作家で構成されます。この機会に作家を知り、作品に出会い、現在の平面絵画がどうあるのかを体感してはいかがでしょうか。

主催者

川越市立美術館

協賛・協力等

【協賛】 COEDO BREWERY
【後援】 多摩美術大学、東京造形大学、武蔵野美術大学、朝日新聞西埼玉支局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、毎日新聞埼玉西支局、読売新聞さいたま支局、NHKさいたま放送局、J:COM川越、テレ玉、FM NACK5

休催日

月曜日 (11月23日は開館)、11月24日(火)

開催時間

午前9時 ～ 午後5時

入場は午後4時30分まで

観覧料

大人 500円(400円) 大高生 250円(200円) 中学生以下無料

※( )は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
※「川越きものの日」にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金
※県民の日 11月14日(土)、市民の日 12月1日(火)および6日(日)は無料

展覧会ホームページ

http://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-index.html

(関連イベント)
● アーティストトーク&対談
出品作家が作品の前で語り、作家同士で対談します。
日時:12/13 (日)
13:00～14:00 トーク
14:30～15:30 対談
費用:無料 (要観覧券)
申込:不要

● Artist Day―アーティストに会おう
出品作家が在館します。ぜひ会いに来てください。
日時:
11/8 (日) 浅見貴子
11/29 (日) 樺山祐和
12/23 (水・祝) 荻野僚介・高橋大輔
各日 13:00～17:00
費用:無料 (要観覧券)
申込:不要

● 託児付き鑑賞会
日時:11/25 (水) 10:00～11:30
対象:未就学児とその保護者
定員:10組 (先着)
費用:無料 (要観覧券)
協力:NPO法人川越子育てネットワーク
申込:11/1 (日) 9:00から電話・ファクスで美術館まで

(ワークショップ)
① いろいろな色と色色なかたち
様々な描画材を自由に使って一味違う作品を作ります。
日時:11/14 (土) 10:00～12:30
講師:高橋大輔 (出品作家)
対象:小学生
定員:16名 (先着)
費用:300円 (材料費)

② ヌードをクロッキーしよう
モデルのポーズを様々な描画材を使ってクロッキーします。
日時:11/23 (月・祝) 9:30～15:00
講師:樺山祐和 (出品作家)
対象:20歳以上
定員:20名 (抽選)
費用:1,000円

③ 点からはじめる子どもの水墨
写生をしたあと墨を使って水墨画を描きます。
日時:11/28 (土) 10:00～15:30
講師:浅見貴子 (出品作家)
対象:小学生
定員:16名 (先着)
費用:200円(材料費)

④ ポール・セリジェ、マティスあるいは三波伸介
着色した紙を切り貼りして、おもしろい方法で参加者全員でひとつの絵画を作ります。
日時:12/6 (日) 13:30～16:00
講師:荻野僚介 (出品作家)
対象:高校生以上
定員:10名 (先着)
費用:300円 (材料費)

※場所:創作室
※申込:①③は11/1 (日)、②④は11/3 (火・祝)より、9:00から電話・ファクスで美術館まで ②の締め切りは11/10 (火)

川越市立美術館 カワゴエシリツビジュツカン

KAWAGOE CITY ART MUSEUM

会場住所

〒350-0053
川越市郭町2-30-1

ホームページ

https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/