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川上澄生 生誕120年・合併10周年記念特別企画展
川西 英 (ひで) と川上澄生
―ふたりが愛した異国情緒―
鹿沼に川西 英 (ひで) がやって来る!
会場
鹿沼市立川上澄生美術館 2階展示室
KANUMA MUNICIPAL ART MUSEUM OF KAWAKAMI SUMIO
会期
2015.10/3 [土]―11/23 [月・祝]
展覧会概要
川上澄生 生誕120年・合併10周年記念特別企画展 川西 英 (ひで) と川上澄生 カワニシ ヒデトカワカミスミオ ―ふたりが愛した異国情緒―
国際都市・神戸に生まれた川西英 (ひで)(1894-1965)と、横浜に生まれ東京で育った川上澄生(1895-1972)は大正から昭和にかけて活躍した版画家であり、異国情緒あふれるモダンな作風で知られています。川西英は神戸で郵便局長を、川上澄生は宇都宮で英語教師を務めながら精力的に版画制作を続け、日本版画協会、国画会の会員として生涯にわたり出品を続けました。川西英と川上澄生の交流は大正時代末期頃から始まり、異国情緒あふれる作品に魅かれ合い、作品交換など交流を重ねて親交を深めました。
川西英は、創作版画の提唱者である洋画家・山本鼎 (かなえ) の作品に刺激され、大正時代から本格的に木版画を始めました。神戸の創作版画界をリードし、明朗で鮮やかな色面による親しみやすい作風によって、サーカスやオペラ、神戸の風景を好んで描きました。
一方、川上澄生は栃木県立宇都宮中学校(現・宇都宮高等学校)の英語教師として赴任した1921(大正10)年頃から本格的に木版画を始めました。そのモダンな色彩とリズミカルな造形による詩情豊かな作風は、当時の創作版画界に新風をもたらしました。とりわけ南蛮や文明開化へのあこがれを創作の源とし、独自の作風を展開しました。
本展では、同時代を生きた版画家・川西英と川上澄生にスポットを当て、異国情緒をキーワードに、今もなおモダンな輝きを放ち続けるふたりの代表作を中心に紹介します。
- 協賛・協力等
- ◆特別協力:神戸市立博物館
- 休催日
- 月曜日 (ただし10月12日、11月23日は開館)、10月13日[火]、11月4日[水]
- 開催時間
- 午前9時 ~ 午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般 300円(200円)、高校・大学生 200円(100円)、小・中学生 100円(50円)
- *( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金 *毎週土曜日は小・中学生無料 *毎月第3日曜日は鹿沼市内の中学生以下の子どもと同伴のご家族は無料
*障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料 *10月10日[土]・10月11日[日]は秋祭りのため、11月3日[火]は文化の日のため入場無料
東武沿線美術館連携事業 ~美術館をお得に楽しもう!~
下記の栃木県内東武沿線の美術館で入館料が割引になります。下記の美術館で使用した入館券を美術館受付にご提示ください。
協力館(五十音順)
・足利市立美術館、草雲美術館 ・鹿沼市立川上澄生美術館 ・小杉放菴記念日光美術館 ・佐野市立吉澤記念美術館 ・とちぎ蔵の街美術館
- 展覧会ホームページ
- http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=105
イベント情報
■ ギャラリー・トーク (学芸員による作品解説)
日時:10月3日[土]、10月24日[土]、11月21日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です
■ 館長講座「川西英と川上澄生」
日時:10月31日[土] 午後1時30分~3時
会場:鹿沼市民情報センター2階 子育て情報室A
講師:河野 実 (当館館長)
定員:30名 ※聴講無料
■ 館長と楽しむ作品鑑賞
日時:11月7日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です
■ 企画展記念講演会「川西英の人と作品」
日時:11月15日[日] 午後1時30分~3時
会場:鹿沼市民情報センター2階 子育て情報室A
講師:金井紀子氏 (神戸ゆかりの美術館 学芸員)
定員:30名 ※聴講無料
※講演会、講座は美術館へ電話でお申し込みください
会場情報
鹿沼市立川上澄生美術館 カヌマシリツカワカミスミオビジュツカン
KANUMA MUNICIPAL ART MUSEUM OF KAWAKAMI SUMIO
- 会場住所
-
〒322-0031
鹿沼市睦町287-14 - ホームページ
- https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
登録日:2015年10月6日