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ムルロ工房と20世紀の巨匠たち Atelier Mourlot
―パリが愛したリトグラフ
et la lithographie du XXème siècle
ピカソ、マティス、シャガール、ミロ…
会場
神奈川県立近代美術館 葉山
The Museum of Modern Art, Hayama
会期
2015年 5月24日(日)→7月20日(月・祝)
●会期中、一部作品の展示替を行います。
前期 5月24日―6月21日 | 後期 6月23日―7月20日
●会期中、一部作品の展示替を行います。
前期 5月24日―6月21日 | 後期 6月23日―7月20日
展覧会概要
ムルロ工房と20世紀の巨匠たち ムルロコウボウト20セイキノキョショウタチ ―パリが愛したリトグラフ
Atelier Mourlot et la lithographie du XXème siècle
18世紀にドイツで発明されたリトグラフ(石版画)は、写真以前のイメージ伝達手段として19世紀のフランスで報道・出版・広告印刷に重用された技術でしたが、20世紀のパリで芸術的表現として大きく花開きました。
1921年のパリ。フェルナン・ムルロは兄ジョルジュとともに父から受け継いだ印刷所をムルロ兄弟社と改名し、版画工房として活動をはじめます。1930年に工房が手がけたドラクロワ回顧展(ルーヴル美術館)のポスターを機に、その高い芸術性が認められ、マティスやデュビュッフェ、さらに戦後はピカソやシャガールがムルロの工房でいくつもの傑作を制作しました。画家(アーティスト)と職人(アルティザン)の協同作業が版画芸術に隆盛をもたらした20世紀パリのリトグラフ、それを支えたのがフェルナン・ムルロ率いるムルロ工房だったのです。
ムルロ工房が手がけた版画・芸術雑誌・ポスターなどのオリジナル作品約300点にリトグラフ制作に用いられる道具、プレス、さらに映像資料を加え、今なお可能性と魅力にあふれるリトグラフの豊かな世界を紹介します。
- 主催者
- 神奈川県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 特別協力=うらわ美術館
協賛=ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
後援=在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 - 休催日
- 月曜日 (ただし7月20日は開館)
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般 1000円(900円) / 20歳未満・学生 850円(750円) / 65歳以上 500円、高校生 100円
- *( )内は20名以上の団体料金です。 *中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。その他の割引につきましてはお問合せください。
*ファミリー・コミュニケーションの日:毎月第一日曜日(今回は6月7日、7月5日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。 - 展覧会ホームページ
- http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2015/mourlot/index.html
イベント情報
■学芸員によるギャラリートーク
5月30日(土)、7月4日(土) 午後2時~2時30分
※申込不要、無料 (ただし「ムルロ工房と20世紀の巨匠たち」展の当日観覧券が必要です)
先生のための特別鑑賞の時間
第3回 鑑賞編 (初めての方歓迎!)
展覧会の鑑賞と学芸員の解説が中心の内容です。授業で子どもたちの鑑賞の能力を引き出すために、まず先生自身がゆっくり鑑賞し、感じたことや思ったことを話し合い、鑑賞の視点をみつけてください。
日時:7月4日(土) 午前10時~12時30分
会場:葉山館
内容:「ムルロ工房と20世紀の巨匠たち」展の鑑賞、担当学芸員による解説、鑑賞後の意見交換
対象:小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・社会教育施設(公民館等)・教育委員会・学習支援を目的とする非営利団体などに所属し、教育活動に従事する方。
*参加は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
会場情報
神奈川県立近代美術館 葉山 カナガワケンリツキンダイビジュツカン ハヤマ
The Museum of Modern Art, Hayama
- 会場住所
-
〒240-0111
三浦郡葉山町一色2208-1 - ホームページ
- http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
登録日:2015年9月1日