ID:4738

横尾忠則 森羅万象

TADANORI YOKOO: All Things in the Universe

会場

東京都現代美術館

MUSEUM OF CONTEMPORARY ART, TOKYO

会期

2002年8月10日(土) ~ 2002年10月27日(日)

展覧会概要

横尾忠則 森羅万象 ヨコオタダノリ シンラバンショウ TADANORI YOKOO: All Things in the Universe

横尾忠則(1936年生)は、1960年代初めのデビュー以来、グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、つねに時代をリードし、世界的な注目を集めてきました。
横尾の活動は、通常のグラフィック・メディアにとどまらず、演劇、映画、音楽、放送、文筆など、あらゆる表現メディアに及んでいます。また、40年にわたって、若い世代のライフスタイルや世界観にも大きな影響を与えるオピニオンリーダーであり続けていることも、注目に値します。
それとともに横尾は、1981年のいわゆる「画家宣言」以降、多様な主題とスタイルを駆使して、鮮烈な絵画作品の数々を精力的に描き続けてきました。20年間の「画家」としての活動から生み出された数百点にのぼる作品群は、いわゆる「現代美術」の狭い枠の中にとどまらず、人間の普遍的な感情や記憶に直接訴えかける、アート本来の力を持っています。
この展覧会では、40年以上に及ぶ横尾忠則の活躍の全貌を、絵画を中心に約400点の作品を通じ、およそ20のテーマ別に構成して、総合的に紹介するものです。1965年の最初の個展の出品作から最新作まで、多面的な作家の全貌を鳥瞰する、これまでで最大規模の回顧展となることでしょう。あわせて、現在進行形の大プロジェクト「トレビの泉」のマケットも初公開される予定です。
また、横尾忠則が装束と美術を担当した茂山千之丞演出・茂山千作、他の出演によるスーパー狂言「クローン人間ナマシマ」(梅原猛作)の上演をはじめ、トークショー、映画上映、公開制作などの多彩な関連事業を開催し、横尾忠則の広範な活動と交遊の一端を、合わせて紹介する予定です。

主催者
東京都歴史文化財団、東京都現代美術館、朝日新聞社
休催日
月曜日(9/16・23、10/14は開館し翌日休館)
観覧料
一般 1000(800)円
学生 800(640)円
中高生 600(400)円
※( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.mot-art-museum.jp
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京都現代美術館 トウキョウトゲンダイビジュツカン

MUSEUM OF CONTEMPORARY ART, TOKYO

会場住所
〒135-0022
江東区三好4-1-1(木場公園内)
ホームページ
https://www.mot-art-museum.jp/
問い合わせ先
03-5777-8600
更新日:2010年11月4日
登録日:1999年3月31日