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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第三四八回企画展

ginza graphic gallery the 348th Exhibition

ラース・ミュラー Lars Müller

本 アナログリアリティー

BOOKS Analogue Reality

会場

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

ginza graphic gallery

会期

二〇一五年八月四日|火|―八月二六日|水|

展覧会概要

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第三四八回企画展 ラース・ミュラー ラース・ミュラー 本 アナログリアリティー

ginza graphic gallery the 348th Exhibition Lars Müller BOOKS Analogue Reality

スイスを拠点として、国際的に活躍する出版者であり、デザイナーでもあるラース・ミュラー。
本展で紹介する一〇〇冊の本は、そんなミュラー独自の世界を形づくっている、テーマや形式へのこだわりを具現化しています。
氏は一九八三年以来、建築、デザイン、タイポグラフィ、さらには社会問題などの幅広いテーマを取扱いながら、何よりデザイン性に優れた数々の本を世に送り出してきました。
鋭い選択眼によってコンテンツを選び、また同様の厳しさを持ってその内容に最適な表現形式や素材を追求する姿勢は、他の追従を許しません。
ひとりのデザイナーとしての、創作に対する信念を前面に出すことを自制しながらも、自身の原点が現代スイスグラフィックデザインの伝統にあることを、一冊一冊の中で巧みに表現しているのです。
一〇〇冊の本は、テーマ別、表現形式別に分類されており、それぞれ眺めたり、実際に手に取ってみたりできる構成となっています。その狙いは、激変するメディア世界にあって、今日、本がどのような立ち位置にあるのかを来館者の皆様と共に考えることにあります。
ラース・ミュラーがひとつ確信していること、それは本が「モノ」として持っている心地よさ、スタイルの豊かさ、知覚を刺激する官能性など、未だデジタルには代替できない要素が、本にはあるということ。
よって、本は今後も私たちが注目し続けるに値するものであり、また、さまざまな文化圏を先導するデザイナーや知識人たちが、「本」という形に信頼を寄せていることにも納得がいくといえるでしょう。

協賛・協力等
後援 スイス大使館
協力 アルテックジャパン株式会社 | 株式会社竹尾
展示デザイン 藤本壮介建築設計事務所
展覧会ホームページ
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000657

イベント情報

オープニングパーティ
日時 八月四日|火| 一七時三〇分 ― 一九時
会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー

ギャラリートーク
出演:ラース・ミュラー+藤本壮介 (藤本壮介建築設計事務所)
日時 八月四日|火| 一六時 ― 一七時三〇分
会場:DNP銀座ビル三階
入場無料、要予約、定員七〇名
参加ご希望の方はギャラリーホームページよりお申し込みください。

会場情報

ギンザ・グラフィック・ギャラリー ギンザ・グラフィック・ギャラリー

ginza graphic gallery

会場住所
〒104-0061
中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1階
ホームページ
https://www.dnpfcp.jp/foundation/
問い合わせ先
03-3571-5206
更新日:2015年11月17日
登録日:2015年8月18日