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阪神間で活躍したグラフィックデザイナー 今竹七郎
阪神沿線 7館合同企画展 阪神沿線の文化110年
―歴史と文化を育んだ阪神沿線。「阪神間」個性溢れる魅力のまちへ―
会場
西宮市大谷記念美術館
OTANI MEMORIAL ART MUSEUM,NISHINOMIYA CITY
会期
2015年6月13日(土)~8月2日(日)
展覧会概要
阪神間で活躍したグラフィックデザイナー 今竹七郎 ハンシンカンデカツヤクシタグラフィックデザイナー イマタケシチロウ
1905(明治38)年、大阪出入橋と神戸三宮間に阪神電気鉄道が開通して今年は110年となります。阪神地域は北に六甲山、南には大阪湾が広がり、戦前から沿線開発やレジャーランドの開設などが始まります。開放的で進取の気性に富んだ街・人・文化が育まれ、阪神間モダニズムが生み出されたのです。このような阪神間の歴史と文化を生んだ背景には、阪神電鉄の沿線開発によるところが大きいといえます。そこで、神戸・芦屋・西宮・尼崎の4都市にある博物館・美術館7館が阪神電鉄の協力により、「阪神沿線の文化110年」という共通テーマを掲げて展覧会を開催することとなりました。
当館では、戦前から日本を代表するグラフィックデザイナーとして活躍した今竹七郎を紹介します。1905(明治38)年神戸に生まれた今竹七郎は、神戸大丸の図案部を皮切りに、大阪高島屋でデザイナーとして活躍します。戦後、関西出身の多くのデザイナーが東京に活躍の場を求めたのに対し、今竹は関西にとどまり、住友銀行、住友化学、東洋レーヨン、などのアートディレクターとして多くのデザインを残しました。また戦後も西宮市に居住し、関西のグラフィックデザインの発展に寄与しました。本展では、今竹の戦前から戦後にかけてのデザイナーとしての活躍を紹介いたします。
- 主催者
- 西宮市大谷記念美術館、阪神沿線の文化110年展実行委員会
- 協賛・協力等
- 後援:西宮市、西宮市教育委員会
- 休催日
- 水曜日
- 開催時間
- 午前10時 ~ 午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般 500円 / 高大生 300円 / 小中生 200円
- <「没後20年 具体の画家―正延正俊」展と共通>
*20名以上の団体は各料金から100円割引
*西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポートを呈示の小中生は無料
*身体障害者・療育・精神保健福祉手帳などを呈示の方は無料
■無料開館日
7月20日(月・祝) - 展覧会ホームページ
- http://otanimuseum.jp/home/exhi/hanshinkan15/hanshinkan15.html
イベント情報
リレートーク 「西宮モダニズム」
阪神沿線7館合同企画 阪神沿線の文化110年 関連イベント
<主催>
(公財)西宮市大谷記念美術館・西宮市立郷土資料館・(公財)白鹿記念酒造博物館・阪神沿線の文化110年実行委員会
■実施日
8月1日(土) 14:00―16:10
■内容
(1) 14:00―15:00 基調講演 「西宮モダニズム(仮)」
田辺眞人氏 (園田女子大学名誉教授)
(2) 15:10―15:30 学芸員リレートーク(1) 「西宮鳥瞰図の世界」
俵谷和子氏 (西宮市立郷土資料館学芸員)
(3) 15:30―15:50 学芸員リレートーク(2) 「酒造と町の近代化」
大浦和也氏 (白鹿記念酒造博物館学芸員)
(4) 15:50―16:10 学芸員ギャラリートーク 「阪神間で活躍したグラフィックデザイナー 今竹七郎」
下村朝香 (西宮市大谷記念美術館学芸員)
申込不要 定員100名(先着順) 要入館料
会場情報
西宮市大谷記念美術館 ニシノミヤシオオタニキネンビジュツカン
OTANI MEMORIAL ART MUSEUM,NISHINOMIYA CITY
- 会場住所
-
〒662-0952
西宮市中浜町4-38 - ホームページ
- http://otanimuseum.jp/home/index.html
登録日:2015年7月7日