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開館20周年・北陸新幹線金沢開業・能越自動車道七尾氷見道路開通記念特別展

長谷川等伯展

~日本障壁画の最高傑作「楓図」公開~

等伯、かがやく。

会場

石川県七尾美術館

ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM

会期

平成27年4月18日(土)~5月10日(日)

展覧会概要

開館20周年・北陸新幹線金沢開業・能越自動車道七尾氷見道路開通記念特別展 長谷川等伯展 ハセガワトウハクテン ~日本障壁画の最高傑作「楓図」公開~

能登七尾出身で、桃山画壇に大きな足跡を残した絵師・長谷川等伯(1539~1610)。彼が活躍した桃山時代は、織田信長や豊臣秀吉などの好みが色濃く反映した「絢爛豪華」な黄金文化と、千利休が大成した「茶の湯」がおりなす「侘び」の静寂な文化がそれぞれ流行、相対する2つの精神が同居した時代でした。
そのことは等伯の制作活動にも反映され、金碧画・水墨画双方で卓越した技量を発揮した彼の代表作が、金碧画の「祥雲寺障壁画」(京都市・智積院蔵)と、水墨画の「松林図屏風」(東京国立博物館蔵)です。
さて、当館では等伯を重要なテーマとして「長谷川等伯展」をシリーズで開催し、等伯とその一門「長谷川派」の作品や資料を紹介してきました。そして20回目の開催となる今回は、当館開館20周年という大きな節目の年であるばかりでなく、北陸新幹線の金沢開業、そして能越自動車道七尾氷見道路の全線開通という、七尾市にとっても重要な年になります。
その記念すべき年に開催する本展では、「長谷川等伯一門による金碧画の代表作」であり、また「桃山黄金文化の象徴」としても名高い、京都・智積院が所蔵する国宝「祥雲寺障壁画」から、等伯が描いた「楓図壁貼付」を特別公開。さらに、等伯若年期から晩年期に至る彩色画・水墨画や、「長谷川派」絵師たちの制作になる諸作品などを加え、重要文化財5件を含む名品27点を紹介いたします。
近世のはじまりに花開いた、「桃山」という時代の息吹を現在に余すところなく伝えてくれる日本障壁画屈指の名作を、ぜひ等伯生誕の地・七尾でご鑑賞ください。

主催者
公益財団法人七尾美術財団、七尾市
協賛・協力等
特別協力…北國新聞社、のと共栄信用金庫
後援…石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、エフエム石川、北陸中日新聞、朝日新聞社、読売新聞北陸支社、毎日新聞北陸総局
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 800円(700円)、大高生 350円(300円)、中学生以下無料
( )は20名以上の団体・前売料金
前売券…ローソン・ミニストップ、ファミリーマート、サークルK・サンクス、セブン-イレブンで取り扱い(JTB商品番号:0239465) ※前売券の発売は4月17日(金)まで
展覧会ホームページ
http://nanao-art-museum.jp/?p=5122

イベント情報

●記念講演会 《入場無料》
日時…平成27年4月29日[水.祝] 午後2時より (開場 1時30分)
会場…当館アートホール
講師…脇坂 淳氏 (京都教育大学名誉教授)
演題…「等伯の障屏画について」

●等伯子どもなんでもクイズ 《参加無料》
会期中、随時小中学生対象のクイズを開催、全問正解された方の中から抽選で等伯関連グッズをプレゼントします。

会場情報

石川県七尾美術館 イシカワケンナナオビジュツカン

ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM

会場住所
〒926-0855
七尾市小丸山台1-1
ホームページ
https://nanao-art-museum.jp
更新日:2015年3月31日
登録日:2015年3月31日