ID:45918

特別企画展

仏教の箱

―荘厳された東アジアの容れもの―

会場

大和文華館

THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN

会期

2016年 1/5 (火)→2/21 (日)

展覧会概要

特別企画展 仏教の箱 ブッキョウノハコ ―荘厳された東アジアの容れもの―

仏教における容れものには、厨子 (ずし)、経箱、経筒、説相箱 (せっそうばこ) など様々な箱があります。中に納められるのは、仏像や経巻、舎利 (しゃり) などで、これらは仏の教えそのものをも意味しています。そのため、仏教における箱は、仏の教えを永く大切に保存し、伝えていく重要な役割を担い、そこには浄土への願いや追善供養 (ついぜんくよう) など、人々の様々な祈りも籠められました。
また、仏の教えを荘厳 (しょうごん) することは経典に説かれた功徳 (くどく) でもあります。仏の姿や教えを荘厳するために、厨子、経箱、経筒、説相箱などには金や銀、漆など様々な素材が用いられて、美しく装飾されてきました。本展覧会では、東アジアで作られた様々な仏教の箱や容れものから、当時の美意識と篤 (あつ) い信仰心を見ていきます。なお、本展覧会では所蔵作品の他に、特別出陳として、舎利容器や経箱、経筒などを拝借し、展示いたします。 (担当 瀧朝子)

休催日
毎週月曜日
(ただし 1月11日<祝>は開館し、翌12日<火>が休館)
開催時間
午前10時 ~ 午後5時
入館は午後4時まで
観覧料
一般 620円 高校・大学生 410円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※身障者手帳等ご提示により本人と同伴者1名2割引

イベント情報

列品解説
毎週土曜日 午後2時から (当館学芸部による)

特別講演
1月31日(日) 午後2時から 講堂にて
「摂関期仏教の転回様式―舎利塔・経箱・仏像―」
愛知県立大学日本文化学部教授 上川通夫氏

日曜美術講座
1月17日(日) 午後2時から 講堂にて
「箱を飾り、祈りを籠める―中国の舎利容器―」
当館学芸部係長 瀧朝子

会場情報

大和文華館 ヤマトブンカカン

THE MUSEUM YAMATO BUNKAKAN

会場住所
〒631-0034
奈良市学園南1-11-6
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
更新日:2024年10月22日
登録日:2015年3月24日