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北斎の富士

冨嶽三十六景と富嶽百景

百三十六景をイッキに展望!

会場

パラミタミュージアム 2階展示室

PARAMITA museum

会期

平成27年4月4日(土)~5月10日(日)

展覧会概要

北斎の富士 ホクサイノフジ 冨嶽三十六景と富嶽百景

北斎芸術の新たな魅力を再発見!

江戸の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849)。90年という生涯のなかで、浮世絵師として活躍した時期はおよそ70年に及びます。その間、北斎は役者絵や美人画、洋風画、歴史画、花鳥画、武者絵、そして摺物、狂歌絵本や読本の挿絵、肉筆画など「浮世絵」におけるほぼすべての題材を手がけました。
しかし、とりわけ北斎の名を不動にしているのは「赤富士」「大波」などを含んだ「冨嶽三十六景」46枚連作の存在です。この作品は、発表当時から人気を集め、浮世絵に名所絵(風景画)のジャンルを定着させる要因となりました。
「冨嶽三十六景」の刊行が終了すると、北斎は、さらに多くの図版を持つ『富嶽百景』に着手しました。『富嶽百景』は半紙本3冊によって構成された絵本です。3冊分102図それぞれに富士山をあしらい、故事説話を取り入れた北斎の独創性が見事です。
本展では、この北斎の二大富士「冨嶽三十六景」と『富嶽百景』のすべてをご覧頂きます。「冨嶽三十六景」は保存状態の極めて良い作品を含めて、いわゆる「表富士三十六図」と「裏富士十図」の全作品が揃っており、非常に質の高いコレクションです。一方の『富嶽百景』はこれまで、和綴じ本のため全作品を展示することは困難でしたが、今回は一図ごとに額装して御紹介いたします。
この機会に二大富士を通して、北斎芸術の新たな魅力を再発見していただければ幸いです。

主催者
公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
協賛・協力等
[後援] 中日新聞社、伊勢新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送、三重エフエム放送
[企画協力] 山形美術館
休催日
※会期中無休
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時30分
入館は午後5時まで
観覧料
一般 1,000円 (4枚セット券 3,000円)
大学生 800円 / 高校生 500円 / 中学生以下 無料
展覧会ホームページ
http://www.paramitamuseum.com/plan/next_exhibition.html

イベント情報

講演会「世界を驚かせた北斎」
4月19日(日) 午後2時~
講師:浦上 満氏 (浦上蒼穹堂代表、国際浮世絵学会常任理事)

コンサート 5月10日(日) 午後2時~
筝:鹿野麻稀、伊藤昌子、井上万優菜
三味線:半澤遼太郎、鹿野竜靖

会場情報

パラミタミュージアム パラミタミュージアム

PARAMITA museum

会場住所
〒510-1245
三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
ホームページ
https://www.paramitamuseum.com
問い合わせ先
059-391-1088
更新日:2015年3月17日
登録日:2015年3月17日