ID:45243
特別展
岡村桂三郎 展
【特別出品】 秋野不矩作品 20点
会場
浜松市秋野不矩美術館 常設展示室1、常設展示室2、企画展示室
Akino Fuku Museum
会期
平成27年 2/11 (水・祝)>3/19 (木)
展覧会概要
特別展 岡村桂三郎 展 オカムラケイザブロウ テン
岡村桂三郎(おかむら けいざぶろう、1958- )は、東京都大田区に生まれ、1979年から1988年まで東京藝術 (げいじゅつ) 大学・大学院で日本画を学びました。1994年には五島記念文化財団研修員として渡米、その後、東北芸術工科大学教授を経て、現在は多摩美術大学の日本画専攻教授を務めています。2004年の芸術選奨文部科学大臣新人賞をはじめ、2008年に第4回日経日本画大賞、2012年に第18回MOA岡田茂吉賞MOA美術館賞を受賞するなど、現代の美術界を牽引 (けんいん) する気鋭の画家として注目を集めています。
岡村は、人類の日常的な営みや風土に根差した体験・感覚を端緒 (たんしょ) とした、その豊かな形態、生命力のイメージを作品に表現しています。制作のモチーフには、想像上の神獣や魚、人の顔などを独特のイメージで取り上げており、作品には、板を焼き焦がして方解末 (ほうかいまつ) を塗り重ね、スクレーパーで表面を削るなどの斬新な技法が用いられています。大型「画面」へ、空間への圧倒的な存在感をもって特徴的に映し出される岡村の作品には、日本画材料を用いながらも、既成の「日本画」という枠にとらわれない独自の創作の形が窺 (うかが) われます。
本展では、人間の原初的な感性の中に表現の可能性を見据えながら制作した、初公開の新作を含む作品10点を、当館展示室の空間に合わせて展示します。展示空間に立ち並ぶ生命力を孕 (はら) んだ作品の数々を通じて、古来より人類が感じてきた感覚の原点を意識しながら、現代の人間の感性に迫る岡村桂三郎の表現の形を体感ください。
また、特別出品として、従来の様式にとらわれない日本画の新しい表現を求めて創作に取り組んだ秋野不矩の作品20点を展示します。
- 主催者
- 浜松市秋野不矩美術館、中日新聞東海本社
- 協賛・協力等
- 【後援】テレビ静岡、K-mix、中日ショッパー
【協賛】遠州鉄道(株)、天竜浜名湖鉄道(株) - 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 観覧料
- 大人 800(640)円、高校生 500(400)円、小中学生 300(240)円
- ※( )内は20名以上の団体及び前売り料金
※70歳以上及び障害者手帳所持者は半額
※静岡県内の小学生でミュージアムパスポート持参の方は無料
【前売券】秋野不矩美術館、浜松市美術館にて1月10日(土)から販売
イベント情報
アーティストトーク
岡村桂三郎 氏
▪2月14日(土)、3月15日(日)
午後2時~2時30分 1階展示室
※申込不要、要当日観覧券
会場情報
浜松市秋野不矩美術館 ハママツシアキノフクビジュツカン
Akino Fuku Museum
- 会場住所
-
〒431-3314
浜松市天竜区二俣町二俣130 - ホームページ
- https://www.akinofuku-museum.jp/
登録日:2015年1月20日