ID:45177

リチャード・タトル 版画展 Richard Tuttle Prints

会場

8/ ART GALLERY/ 小山登美夫ギャラリー

8/ ART GALLERY/ TOMIO KOYAMA GALLERY

会期

2015年1月14日(水)~2月2日(月)

展覧会概要

リチャード・タトル 版画展 リチャード・タトル ハンガテン

Richard Tuttle Prints

ビジュアル・ポエトリー リチャード・タトル 版画展

現代において最も重要なアーティストのひとりであるリチャード・タトルは、1960年半ばから現在に至るまで、半世紀にわたるその長いキャリアにおいて、彫刻、ペインティング、ドローイング、コラージュ、インスタレーション、そして詩や出版物など、分類すら飛び越えた作品群を発表し続けてきました。その作品に共通しているのは、何にも規定されない自律性と独立性です。作品自体のもつライン、フォルム、質感、色、ボリュームが構築するのは、既存の表象・認識システムの外にある、いきいきとして詩的な視覚言語であり、その空間的な展開による豊かな知覚的効果です。使われているのはきわめてありふれた、あるいは壊れやすい紙や木片、ワイヤーや金属片などの素材ですが、それが直截でありはかなげであればあるほど、作品はより驚きに満ちあふれるようです。抽象表現主義の著名アーティストたちを輩出し、当時最も重要なギャラリーであったニューヨークの Betty Parsons Gallery でタトルは1965年に初個展を開催。以降も壁に張ったワイヤーとその影、ドローイングの線で構成される「Wire Pieces」など、現代美術の歴史に残る作品を発表し、ポスト・ミニマリスト世代を代表するアーティストとして、次世代に大きな影響を与えてきました。

リチャード・タトルは 2014年秋から「I Don't Know. The Weave of Textile Language」と題された重要な展覧会を、ロンドンで開催しています。テート・モダンのTurbine Hallでは、彼がデザインしインドで制作した布を使用した、巨大なコミッションの彫刻作品を2015年4月6日まで、Whitechapel Gallery では1967年から2014年まで約50年にわたる仕事の中から、テキスタイルにフォーカスした展覧会を2014年12月14日まで開催。70年代にニューヨークの批評家に衝撃を与えた3インチのロープを壁に打ち付けた作品「Rope Piece」や、上述の「Wire Pieces」から、新作までを概観する内容です。本展ではこの Whitechapel Gallery に展示されている版画シリーズ「Type」を中心とした作品を展示いたします。タトルは版画の道具、素材、行為、コラボレーションに深い関心をもち、その長いキャリアで多数の版画作品を発表してきました。その一部を紹介する本展を是非ご高覧下さい。

開催時間
11:00 ~ 20:00
観覧料
入場無料
展覧会ホームページ
http://www.hikarie8.com/artgallery/2014/11/richardtuttle.shtml

イベント情報

オープニング:1月14日(水) 18:00~20:00

会場情報

8/ ART GALLERY/ 小山登美夫ギャラリー 8/ ART GALLERY/ コヤマトミオギャラリー

8/ ART GALLERY/ TOMIO KOYAMA GALLERY

会場住所
〒150-8510
渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
ホームページ
http://www.hikarie8.com/artgallery/
更新日:2015年1月20日
登録日:2015年1月13日