海老原喜之助展 Ebihara Kinosuke

生誕110年 海老原喜之助展 エビハラキノスケテン ―エスプリと情熱―

Ebihara Kinosuke

1904年鹿児島市に生まれた海老原喜之助は、19歳で単身渡仏しました。パリでは、藤田嗣治に薫陶を受け、「エビハラ・ブルー」と賞賛された雪景色のシリーズなどを描き、エコール・ド・パリの次代を担う一人と期待されるようになりました。1933年に帰国した後は、名作《曲馬》で洋画界に衝撃を与え、詩情あふれる洗練された作品を相次いで発表しました。第二次世界大戦末期には、郷里に近い熊本県内に疎開し、戦後も人吉市、熊本市と15年にわたり居住しています。人吉ではデッサンに明け暮れる日々を過ごし、熊本では海老原美術研究所を開設するなど、後進の指導と地方文化の振興に奮闘しました。この時代に描かれた、力強い構成の、記念碑的な作品群は今でも圧倒的なエネルギーを放っています。1960年代に入ると、海老原は神奈川県逗子市、さらにはフランスへと挑戦の場を移しました。しかし、惜しくも1970年、パリで66歳の生涯を閉じます。
生誕110年を記念した本展では、油彩画の代表作約80点のほか、版画や陶彫、陶器の絵付、近年発見された膨大なデッサンも紹介いたします。

主催者

横須賀美術館 東京新聞

休催日

3月2日(月)

開催時間

10:00 ～ 18:00

観覧料

一般 900(720)円、高大・65歳以上 700(560)円、中学生以下無料

*( )内は20名以上の団体料金および前売り料金(前売りは2月6日まで)
*前売り券は美術館受付、横須賀芸術劇場チケットセンター(横須賀芸術劇場1階、横須賀中央駅モアーズシティ1階)でお求めになれます
*市内在住、在学の高校生は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料

無料観覧日=2.15 [日]

展覧会ホームページ

http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/1406.html

*詳細はHPをご覧ください。

①講演会
酒井忠康氏に聞く
南から来た画家、海老原喜之助
日時:2月15日(日) 14時～15時 (予定)
場所:ワークショップ室
*参加費無料、直接会場にお越し下さい。

②ワークショップ
海老原喜之助の絵から、おはなしを書こう
講師:おおたにみねこ (絵本作家)
日時:2月11日(水・祝) 13時～16時
対象:小学生
定員:10名
*参加費無料、事前申込み制 (2月2日[月]必着)

③学芸員によるギャラリートーク
1. 大人向け
日時:3月14日(土) 14時～
*直接会場(1階展示室)にお越し下さい。
参加には観覧券が必要です。

2. 親子向け
日時:3月7日(土) 11時～12時
子どもと一緒に楽しく展覧会をめぐります。ご家族でご参加ください。
対象:5歳から小学4年生の子どもとその保護者
定員:5組
*参加費無料、事前申込み制 (2月28日[土]必着)。
ただし、保護者の方は観覧券が必要です。

[事前申込み制のイベントについて]
イベント名、参加者氏名・年齢、代表者の住所・電話番号をお書き添えの上、ハガキかEメールで「海老原展関連事業」係までお申込みください。応募多数の場合は抽選となります。申込み締切り後に、抽選の結果等お知らせいたします。
申込先=〒239-0813 横須賀市鴨居4-1 またはart-event@city.yokosuka.kanagawa.jp

[コーディネート特典]
会期中、「エビハラ・ブルー」にちなみ、青を使ったコーディネートで来館された方に、展覧会オリジナル・グッズをプレゼント!
「エビハラ・ブルーで来ました」と受付で申告してくださった方に、差し上げます。(無くなり次第終了)

託児サービス
2月17日(火)・3月13日(金)の13:30～16:00に託児サービスを実施します
(定員5名、事前申込み制、対象は1歳～未就学児。締切りは各実施日の2週間前まで)。詳細は当館HPをご覧ください。

横須賀美術館 ヨコスカビジュツカン

YOKOSUKA MUSEUM OF ART

会場住所

〒239-0813
横須賀市鴨居4-1

ホームページ

https://www.yokosuka-moa.jp/