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イエラ・マリ展 IELA MARI

―字のない絵本の世界―

会場

板橋区立美術館

ITABASHI ART MUSEUM

会期

2014年11月22日(土)→2015年1月12日(月・祝)

展覧会概要

イエラ・マリ展 イエラ・マリテン ―字のない絵本の世界―

IELA MARI

1950~60年代、経済成長期のミラノは、イタリアのデザイン発信地となりました。そのような時代に制作を始め、10冊に満たない絵本で忘れえない作家となったイエラ・マリ (Iela Mari 1931-2014)。その知られざる生涯と絵本の制作過程に迫る展覧会です。
美術学校で絵画を学んだイエラは、1960年代半ばまで生活を共にしたデザイナーのエンツォ・マリとともに、子育てをしながら新しい子どもの本の構想を練り、1960年、字のない絵本『りんごとちょう』を発表しました。その後、イタリアの子どもの本に大きな足跡を残したエンメ出版から、代表作『あかいふうせん』『木のうた』を含め、1980年までに8冊が発表します(うち2冊はエンツォとの共作、『りんごとちょう』改訂版を含む)。そして、多くを語ることないまま、イエラは2014年1月に逝去しました。
テキストに頼ることなく、生命の循環や形態の移り変わりを絵が物語っていくその絵本は、現在も多くの人たちに影響を与えつづけています。本展では、貴重な絵本原画や試作本などからイエラ・マリの仕事に迫ります。
また、各国で出版されている様々な「字のない絵本」をあわせて紹介します。

主催者
板橋区立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
後援 絵本学会
企画協力 Hamelin Associazione Culturale
協力 Babalibri、l'école des loisirs、Michele Mari
*この事業は板橋区文化芸術月間の一事業です。
休催日
月曜(ただし11月24日・1月12日は祝日のため開館、11月25日は休館)、12月29日→1月3日
開催時間
9:30 ~ 17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 650円、高校・大学生 450円、小・中学生 200円
*土曜日は小中高校生は無料 *20名以上団体・65歳以上・障がい者割引あり (要証明書)
展覧会ホームページ
http://www.itabashiartmuseum.jp/main/exhibition/ex141122.html

イベント情報

講演会「イエラ・マリ 虫眼鏡で見る世界」
11月29日(土) 14:00~16:00
イラリア・トンタルディーニ、ジョルダーナ・ピッチニーニ (ハーメリン文化協会、イタリア)、通訳:森泉文美 (本展コーディネーター)
先着100名、申込不要、聴講無料、当館講義室にて

絵本研究会「字のない絵本を考える」 (主催:絵本学会・板橋区立美術館)
12月6日(土) 13:30~16:00
ゲストスピーカー:今井良朗 (武蔵野美術大学教授)、山本美希 (マンガ作家)、司会進行:笹本純 (筑波大学教授)
先着100名、申込不要、聴講無料、当館講義室にて

ひよこアトリエ・たぬきアトリエ
●11月30日(日) 「かわるよかわるよ」
イラリア・トンタルディーニ、ジョルダーナ・ピッチニーニ (ハーメリン文化協会、イタリア)、通訳:森泉文美 (本展コーディネーター)
●12月7日(日) 「かおのカード」
駒形克己 (デザイナー、造本作家)
時間:ひよこアトリエ 10:00~12:00 / たぬきアトリエ 14:00~16:00
対象・定員・費用:3歳~小学生の親子 各回10組 1組500円
申込方法:11月30日分は11月15日(土) 9:00より、
12月7日分は11月29日(土) 9:00より、いずれも電話で先着順

カフェ・ボローニャ Café Bologna
イエラ・マリ展の会期限定で、手作りのパンが自慢のカフェがオープンします。
ブックショップも併設しています。会期中毎日OPEN 10:00~17:00

会場情報

板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン

ITABASHI ART MUSEUM

会場住所
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
問い合わせ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
更新日:2014年11月11日
登録日:2014年11月11日