ID:44652
<奈義町町制施行60周年記念/奈義町現代美術館開館20周年記念>
「未完の地図」倉重光則展
~荒川修作のいる場所で~
アート・ブリッヂ1301
会場
奈義町現代美術館ギャラリー
NAGI MUSEUM OF CONTEMPORARY ART
会期
2014年10月18日[土]―11月16日[日]
展覧会概要
<奈義町町制施行60周年記念/奈義町現代美術館開館20周年記念> 「未完の地図」倉重光則展 「ミカンノチズ」クラシゲミツノリテン ~荒川修作のいる場所で~
蛍光灯やネオン管を使ったアート表現の我が国の第一人者として国際的な活躍を見せる美術家・倉重光則による岡山県内初の本格的な展覧会を開催します。倉重の作品は、空間の壁面や床に赤・青・白色の三色に発する正方形の枠状にしたネオン管を配置し、場が持つ雰囲気や空気感までも変容させるのが特長です。
倉重は学生時代、絵画を制作していましたが、絵を描くために新聞紙の上に蛍光灯を置いてみたところ、新聞の文字が明るすぎて消えてしまったという体験がその後の表現に大きな示唆を与え、視覚のための光ではなく、ものを消してしまう光の存在そのものに興味を持つようになり、1960年代以降から光を駆使した独特の作品を国内外で発表しています。
本展は、当館展示室「太陽」の作品《遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体》の作者で、倉重が多大な刺激を受け続けたという荒川修作(1943-2010)へ捧げるオマージュでもあり、開館20周年を迎えた奈義町現代美術館への祝杯でもあります。
今まで体感したことがない劇的な空間は、三色のネオン管ライトの醸し出す明かりによって、祈りにも似た神聖で神秘的な表情を見せながら、観る人を優しく包み込んでくれるでしょう。
- 主催者
- 奈義町現代美術館
- 休催日
- 月曜日、祝日の翌日 (11月3日[月]開館、4日[火]休館)
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 入場は午後4時30分まで
- 観覧料
- 一般・大学生 200円 (高校生以下・75歳以上は無料)
- ※常設展と一緒にお求めの場合は通常入館料 700円でご覧いただけます。
- 展覧会ホームページ
- http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/event-j.htm
イベント情報
ARTIST×CAFE Vol.50 倉重光則 (美術家)
10月18日[土] 14:30~16:00 奈義町現代美術館喫茶室
作家が自作について語ります。
午後4時~(約40分) 水野俊介による5弦ウッドベース演奏「不確定性正方形」
■学芸員によるギャラリー・トーク(期間中随時)
ご希望の方に学芸員が作品解説をいたします。 ※学芸員不在の場合もございますのでご了承ください。
会場情報
奈義町現代美術館ギャラリー ナギチョウゲンダイビジュツカン
NAGI MUSEUM OF CONTEMPORARY ART
- 会場住所
-
〒708-1323
勝田郡奈義町豊沢441 - ホームページ
- https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
登録日:2014年11月4日