ID:44405

平成二十六年度特別企画展

神田日勝の造形思考

~キュビスム的多視点~

会場

神田日勝記念美術館

KANDA NISSHO MEMORIAL MUSEUM of ART

会期

2014 10/21(火)~12/7(日)

展覧会概要

平成二十六年度特別企画展 神田日勝の造形思考 カンダニッショウノゾウケイシコウ ~キュビスム的多視点~

神田日勝の作品の空間表現とフォルムのとらえ方には、ある特徴が見られます。それは、奥行きの狭さ、デフォルメされたモチーフ、コラージュのように貼り付いたように表現された人物やモチーフ。
画家の造形思考がどこから来たのか、何から影響を受けたのかを考えたとき、キュビスムによる多視点的なとらえ方が一つの示唆を与えていたのではないかと思われます。
この展覧会では、キュビスムの創始者の一人であるピカソの作品を始め、早くは1930年代の三岸好太郎、1950~60年代では難波田龍起、北岡文雄、松樹路人、亀山良雄、岡田悟郎、小川原脩、橋本三郎、岸葉子、藤川叢三、小谷博貞からその影響が顕著な作品を抽出し、その特徴や当時の美術潮流をたどり、1960年代に制作した神田日勝の作品と比較しつつ、日勝の造形思考について考察します。

主催者
神田日勝記念美術館
協賛・協力等
後援:鹿追町・鹿追町教育委員会・鹿追文化連盟・神田日勝記念美術館友の会・北海道新聞帯広支社・十勝毎日新聞社・NHK帯広放送局・FMWING・FM-JAGA

イベント情報

1) 10月25日(土) 14:00
ギャラリー・トーク (要入館料・展示室) 当館学芸員

2) 11月7日(金) 18:00
ミュージアム・ミニ・コンサート「バロックと近代の出会い」
チェンバロ奏者の明楽みゆきさんによる、ミュージアム・ミニ・コンサート「バロックと近代の出会い」を開催します。
特別企画展の関連事業の一環で、バッハなどのバロックの曲から、キュビスムにちなんでピカソと交流のあった作曲家、エリック・サティの曲なども演奏。
神田日勝記念美術館の展示室で、チェンバロの華麗な調べが奏でられます。
ぜひ、お聴きにいらして下さい!
・日時:平成26年11月7日(金) 18:00~19:00
・会場:神田日勝記念美術館 展示室
・出演:明楽 みゆき (チェンバロ)
・料金:入館料と同じ
一般 520円(460円) 高校生 310円(260円) 小中生 210円(150円)
※( )内は10名以上の団体割引料金
・曲目:バッハ、ヘンデル、エリック・サティ、武満徹、他
・お問い合わせ:神田日勝記念美術館 電話(0156)66-1555

3) 11月14日(金) 18:00
美術講座 (無料・2階団体活動室) 当館学芸員

4) 11月22日(土) 9:30~12:00
親子ワークショップ「キラキラの冬☆ ダンボールで迷路盤を作ろう!」
(要参加費・鹿追町民ホール)
講師:内田 芳恵 (造形作家)

※いずれの関連事業も神田日勝記念美術館にお電話でお問い合わせいただくか、ホームページ及びFacebookで詳細をご確認ください。

会場情報

神田日勝記念美術館 カンダニッショウキネンビジュツカン

KANDA NISSHO MEMORIAL MUSEUM of ART

会場住所
〒081-0292
河東郡鹿追町東町3-2
ホームページ
https://kandanissho.com/
更新日:2014年11月11日
登録日:2014年10月14日