ID:44254

華鴒大塚美術館開館20周年記念特別展

椿絵名品展

美しき万葉の花

会場

華鴒大塚美術館

Hanatori Otsuka Art Museum

会期

2014 10・11 SAT ▶ 11・24 MON

展覧会概要

華鴒大塚美術館開館20周年記念特別展 椿絵名品展 ツバキエメイヒンテン 美しき万葉の花

このたび、華鴒大塚美術館の開館20周年記念として「―美しき万葉の花―椿絵名品展」を開催いたします。
椿は学名Camellia japonicaといい、その名が示すとおり日本原産の花木で、古くから山野に自生し、艶やかに照り輝く葉と花の連ね重なる気品ある姿は、昔も今も人々の心をとらえて離しません。とりわけ美術工芸の分野においては、椿の花の多彩さと美しさ、そして強い生命力は多くの表現者の感興を誘い、格好のモチーフとなって表されてきました。
本展では、優れた椿絵の収集で知られる「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」所蔵の作品の中から、江戸時代の尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一らと、横山大観、安田靫彦、小茂田青樹ら近代の画家をはじめ、堀文子、牧進、中島千波ら現代の第一線で活躍する作家たちの日本画作品、そして尾形乾山、北大路魯山人の工芸作品を一堂にご紹介いたします。
「椿は花だけではなく、葉の形が端的にしてきびしく、深緑の渋い色は実に捨てがたい味がある。自然のままに庭にあってよく、手折って一輪生けてながめても、その深い味は尽きない。」とは、金島桂華が椿の魅力について語った言葉ですが、日本人の心、美意識に語りかけてくれる花「椿」をめぐるさまざまな表現に画家の個性や特徴をご覧いただきながら、画中に咲き誇る椿とその清楚で華麗な美の世界を存分に味わっていただきたいと思います。

主催者
公益財団法人タカヤ文化財団 華鴒大塚美術館
協賛・協力等
特別協力 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
後援 井原市 井原市教育委員会 井原市文化協会 井原放送 井原鉄道 (公財)岡山県郷土文化財団 (公財)岡山県文化連盟 山陽新聞社 中国新聞備後本社 NHK岡山放送局 RSK山陽放送 RNC西日本放送 エフエム岡山 エフエムふくやま
休催日
10/14・20・27 11/4・10・17
開催時間
9:00 ~ 17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 800円(700円) 高校生 500円(400円) 小・中学生 300円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.takaya.co.jp/hanatori/kikaku.html

イベント情報

| 関連講座・ワークショップ【申込制 / 要入館券・要参加費】

[椿講座1] 椿の菓子の魅力~植物意匠の和菓子の誕生~
講師:株式会社虎屋 虎屋文庫 研究主幹 中山 圭子氏
日時:10月12日(日) / 14:00~15:30

[椿講座2] 『万葉集』の椿
講師:奈良大学文学部国文学科 教授 上野 誠氏
日時:10月18日(土) / 14:00~15:30

[椿講座3] 華麗なる椿~楽しく、四方八方から~
講師:京都府立大学客員教授(京都府立植物園名誉園長) 松谷 茂氏
日時:11月8日(土) / 14:00~15:30

[ワークショップ1] 日本画の伝統技法に挑戦! ~椿を描く~
講師:日本画家 瀬納 匡美氏
日時:10月24日(金) / 14:00~15:30
定員:10名 (先着順)
参加費:1000円

[ワークショップ2] 椿~菓子木型でつくる<消しゴム>和のかたち
講師:菓子木型彫刻 京屋 田中 一史氏
日時:11月22日(土) / 9:30~15:30 (1時間ワーク計4回)
定員:各回15名 (対象:小学生親子から一般まで)
参加費:350円

(公社)岡山県文化連盟補助事業

| 添釜【要茶券】
立礼:10月11日(土) / 茶室長庵:11月24日(月)
とき:10:00~16:00
担当:茶道上田宗箇流

会場情報

華鴒大塚美術館 ハナトリオオツカビジュツカン

Hanatori Otsuka Art Museum

会場住所
〒715-0024
井原市高屋町3-11-5
ホームページ
https://www.takaya.co.jp/hanatori/museum.html
問い合わせ先
TEL 0866-67-2225 FAX 0866-67-0200
更新日:2024年10月22日
登録日:2014年9月30日