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リー・ミンウェイとその関係展 Lee Mingwei and His Relations

参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる

The Art of Participation ―Seeing, Conversing, Gift-Giving, Writing, Dining and Getting Connected to the World

参加することもアートなんです。

参加型アートで知られるリー・ミンウェイ[李明維]の、20年にわたるプロジェクトを一挙公開。
さらに、白隠、鈴木大拙、ジョン・ケージ、イヴ・クライン、小沢剛など、彼と古今東西のアーティストとの関係も紹介します。

会場

森美術館

MORI ART MUSEUM

会期

2014.9.20[土]―2015.1.4[日]

展覧会概要

リー・ミンウェイとその関係展 リー・ミンウェイトソノカンケイテン 参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる

Lee Mingwei and His Relations The Art of Participation ―Seeing, Conversing, Gift-Giving, Writing, Dining and Getting Connected to the World

私たちは世界とどうつながっているのでしょうか? 家族や友人だけでなく、地域社会や政治経済、さらには壮大な自然界や悠久の歴史まで、それらは多様に関係しあっています。インターネットが飛躍的に発展した現代、こうした世界との「関係性」はますます複雑さを増しているともいえるでしょう。1990年代後半、この「関係性」に注目した“リレーショナル・アート”が注目され、さまざまな観客参加型のプロジェクトが展開されました。リー・ミンウェイ[李明維](1964年、台湾生まれ)は、ニューヨークを拠点に国際的な活躍をしていますが、彼もまたこの潮流のなかで注目されてきたアーティストです。「リー・ミンウェイとその関係展」は、彼の過去20年間の代表的なプロジェクトが一堂に会する初めての機会です。「見る」だけでなく、「話す」、「贈る」、「書く」、「食べる」といった行為を通してみなさんもさまざまな方法でプロジェクトに参加できます。参加することでできあがるアートなのです。また、リー・ミンウェイの作品の、歴史的、文化的な関係やつながりを考えるため、白隠、鈴木大拙、ジョン・ケージ、イヴ・クライン、アラン・カプロー、李禹煥、リクリット・ティラヴァニ、小沢剛、田中功起など古今東西のアーティストの作品も一緒に展示します。さらにリー・ミンウェイの名前[李明維]を、「明治維新」にちなんでつけた祖父母の東京留学中の写真(1930年代)など、家族の歴史も紐解きます。

主催者
森美術館
協賛・協力等
共催:台湾文化部 後援:台北駐日経済文化代表処・台北文化センター
協賛:忠泰集團、財團法人榮嘉文化藝術基金會、信源企業股份有限公司、文心建設股份有限公司
制作協力:青山フラワーマーケット 協力:チャイナ エアライン カーゴ、ボンベイ・サファイア
休催日
※会期中無休
開催時間
10:00 ~ 22:00
(火曜日のみ17:00まで) ※ただし9月23日、12月23日の火曜日は22:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
観覧料
一般 1,500(1,200)円
学生[高校・大学生] 1,000(900)円
子供[4歳~中学生] 500(500)円
※表示料金は消費税込
※展望台 東京シティビューもご入館いただけます。(スカイデッキ除く)
※( )は前売りチケット
※前売りチケットはチケットぴあ[Pコード:766-284]でご購入いただけます。
展覧会ホームページ
http://www.mori.art.museum/contents/lee_mingwei/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

イベント情報

Artist Talk アーティストトーク *日英同時通訳付
展覧会のために来日するリー・ミンウェイが、これまでの制作活動について語ります。
日時:2014年9月20日(土) 14:00―15:30(開場13:30) 出演:リー・ミンウェイ 会場:森美術館展示室内

Symposium シンポジウム *日英同時通訳付
日時:2014年11月14日(金) 19:00―21:00(開場18:30) 会場:アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
※出演者などプログラム詳細は、ウェブサイトにて公開します。

Performance Guernica in Sand パフォーマンス《砂のゲルニカ》
1937年、スペイン内戦中の空爆を題材に描かれたピカソの《ゲルニカ》。これを砂絵で描いたリー・ミンウェイの《砂のゲルニカ》では、展覧会会期中のこの日、観客やパフォーマーが上を歩くことで徐々にイメージが消失し、この世の無常観を伝えます。
日時:2014年11月16日(日) 正午から日没まで 会場:森美術館展示室内

●イベントに関するお問い合わせ:電話 03-6406-6101 (月~金/11:00―17:00)
Email:ppevent-mam@mori.co.jp

●その他、キュレータートーク、ギャラリートーク、ファミリープログラム、アクセスプログラム、学校プログラム、ワークショップなど多数予定しています。

詳しくは、森美術館ウェブサイトにて www.mori.art.museum

会場情報

森美術館 モリビジュツカン

MORI ART MUSEUM

会場住所
〒106-6150
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
ホームページ
https://www.mori.art.museum/jp/index.html
問い合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
更新日:2014年8月19日
登録日:2014年8月19日