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冷たい炎の画家

ヴァロットン展 Félix Vallotton(1865-1925).

Le feu sous la glace

裏側の視線。

オルセー美術館発。待望の世界巡回

会場

三菱一号館美術館

Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo

会期

2014.6.14(土)→9.23(火・祝)

展覧会概要

冷たい炎の画家 ヴァロットン展 ヴァロットンテン

Félix Vallotton(1865-1925). Le feu sous la glace

スイスで生まれ、パリを生きた。
2つの感性をあわせもつ「外国人のナビ」。

フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)は、スイス・ローザンヌに生まれ、16歳でフランスに移住し、パリで活躍した画家です。白と黒のみの鮮烈なコントラストで表現した革新的な木版画によって、ヨーロッパにおける創作版画としての木版画復興の立役者となりました。一方、パリでボナールやヴュイヤールなどナビ派の仲間たちと交流し、「外国人のナビ」と呼ばれて数多くの油彩画を残した他、挿絵、批評、演劇まで幅広い芸術の分野で活動し、20世紀以降の様々な芸術流派にも影響を及ぼしました。
ヴァロットンの芸術は、単純な線描による正確なデッサンや、浮世絵や写真から影響を受けた大胆なフレーミングと平坦な色面による画面構成、洗練された色彩表現などが特徴です。しかし、その研ぎ澄まされた観察眼を通して描かれた世界には、神秘的な虚構性や抑圧された暴力性が見え隠れし、その多面性と現代性が観る者を魅了します。
本展では、肖像画や風景画、毒のあるユーモアが漂う風刺画、男女の怪しい緊張関係を暗示する室内画、冷やかなエロスをまとう裸婦像、そして神話や戦争を主題にした作品など、個性豊かな作品群をテーマに沿って展観し、冷淡な表現の裏に炎のような情熱を秘めた芸術家像を浮かび上がらせます。

主催者
オルセー美術館、RMN―グラン・パレ、ゴッホ美術館、三菱一号館美術館、日本経済新聞社、テレビ朝日
協賛・協力等
特別協力:ジュネーヴ美術・歴史博物館、ローザンヌ州立美術館
後援:在日スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
助成:スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団
協賛:大日本印刷
協力:スイス インターナショナル エアラインズ、ルフトハンザ カーゴ AG
休催日
月曜日(但し、祝日の場合は開館/9月22日は18:00まで開館)
開催時間
10:00 ~ 18:00
(祝日除く 金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
観覧料
当日券 一般―1600円 高校・大学生―1000円 小・中学生―800円
前売券 一般―1400円
[前売券] 以下の期間、以下の場所にて発売いたします。
2014年1月30日(木)~6月13日(金)/ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、三菱一号館美術館チケット購入サイトWEBKET(QRコード読み取り、または展覧会ウェブサイトからアクセス)
2014年1月30日(木)~5月6日(火)/Store1894(三菱一号館美術館内・休業日は美術館に準ずる)
2014年1月30日(木)~6月13日(金)/東京メトロ定期券売場、ちけっとぽーと関東各店
*東京メトロ、ちけっとぽーと、Store1894では絵柄入りのチケットを販売しています
詳細は展覧会サイトへ。
展覧会ホームページ
http://mimt.jp/vallotton
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

三菱一号館美術館 ミツビシイチゴウカンビジュツカン

Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo

会場住所
〒105-0005
千代田区丸の内2-6-2
ホームページ
https://mimt.jp/
更新日:2014年6月17日
登録日:2014年6月17日