ID:43006

名画のあった場所 Get Back to Where Masterpieces Have Once Belonged

酒井抱一、小出楢重からデルヴォー、マグリットまで

会場

姫路市立美術館 企画展示室

HIMEJI CITY MUSEUM OF ART

会期

2014(平成26)年4月12日(土)~6月1日(日)

展覧会概要

名画のあった場所 メイガノアッタバショ 酒井抱一、小出楢重からデルヴォー、マグリットまで

Get Back to Where Masterpieces Have Once Belonged

私たちは絵画などの美術作品を、四角い額縁に入った状態で、美術館の展示室で鑑賞し、この状態を当然のことのように受け入れています。しかしこうしたものの中には、元は建物の中に取り込まれていたり、ある一定の環境下にあることを前提としていたり、もしくは生活の中に密着した日用品だったものもあります。では、元の場所から現在では切り離されているこうした作品を、その元の場所に、元の状態にできるだけ返してみたらどうでしょうか。

名画があった場所に立ち返ってみたならば、何が見えるでしょうか。例えば、美術作品とそれが置かれる場所の関係とは何なのか、そして美術館という場所とは何なのかという疑問など、これまで気づかなかった事が見えるかもしれません。

当館のコレクションを中心とした約60点により、室内の装飾に用いられた掛軸や屏風、壁画、身近なところで以前は用途を有していた工芸品などを、元の状態をできるだけ再現、もしくはそれが分かるように解説・展示します。
特にこの度は、かつてベルギーのペリエ邸内の壁画の一部であったポール・デルヴォーの作品を、当館とヤマザキマザック美術館の所蔵品で展示します。一度は離れ離れになった姉妹の作品が、海を超えて再会するという貴重な機会となります。

主催者
姫路市立美術館/神戸新聞社
協賛・協力等
•後援 サンテレビジョン/ラジオ関西
休催日
月曜日、5月7日(4月28日、5月5日は開館)
開催時間
午前10時 ~ 午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般 800(600)円 大学・高校生 500(400)円 中学・小学生 200(100)円
※( )内は20人以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://www.city.himeji.lg.jp/art/kikaku.html

イベント情報

* 解説会
「名画のあった場所―そこに帰ることで見えてくるもの」
日時:4月26日(土) 14時より(開場は13時30分)
解説:当館学芸員
場所:2階講堂
参加方法:先着100人、入場無料

* 子どもギャラリーツアー
カプセルトイを使った体験型鑑賞会。学芸員とともに楽しく展覧会場を巡ります。
「わたしのいる場所」
日時:小学校1~3年生対象 5月10日(土) 9時10分より
小学校4~6年生対象 5月17日(土) 9時10分より
場所:企画展示室
参加方法:各日先着20人、参加料無料(観覧券が必要)
9時から入館可能。開始までにロビーにお集まり下さい。大人も参加可能。

* ギャラリートーク
日時:5月17日(土) 14時より
解説:当館学芸員
会場:企画展示室
参加方法:先着20人、13時30分に展示室前にて整理券配布(観覧券が必要)

会場情報

姫路市立美術館 ヒメジシリツビジュツカン

HIMEJI CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒670-0012
姫路市本町68-25
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
更新日:2014年5月27日
登録日:2014年5月27日