ID:42886
開館50周年記念 企画展
東洋の工芸
―陶磁器・彫漆・ガラス―
会場
林原美術館
Hayashibara Museum of Art
会期
平成26年6月1日(日)―7月6日(日)
展覧会概要
開館50周年記念 企画展 東洋の工芸 トウヨウノコウゲイ ―陶磁器・彫漆・ガラス―
今回の企画展では、唐時代から清時代に至るまでの中国の工芸品をご覧いただきます。
中国は、世界で最も古い文明の一つである「中国文明」の発祥の地であり、古くから様々な目的を持った工芸品が作られてきました。主に墳墓に副葬品として埋葬するために作られた唐三彩は、緑・茶・藍の豊かな色彩と、動物などの俑や異国趣味を感じさせる器の造形により、見るものを引付けてやみません。
中国の工芸品は時代を問わず、様々な地域に輸出されていました。なかでも宋・元・明時代に作られ、日本にもたらされた各種の天目茶碗や青磁・白磁、堆朱などの漆工品は、室町時代から茶の湯の世界においては「唐物」として賞玩され、珍重されました。本展では三井家伝来の「油滴天目茶碗」をはじめとする天目茶碗や、最高峰の青磁を焼成したことで知られる龍泉窯の「青磁琮 (そう) 形花生」など、この時代の代表的な作品を展示いたします。またヨーロッパに東洋趣味のブームを巻き起こした明・清時代の景徳鎮窯の磁器や、清時代に隆盛を極めた乾隆ガラス、中国工芸のルーツともいえる古代中国の青銅器も展示します。
世界を魅了した、色彩豊かで華やかな中国工芸の粋をお楽しみください。
- 主催者
- 一般財団法人 林原美術館
- 協賛・協力等
- ◎後援 岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、NHK岡山放送局、RSK山陽放送
- 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 10時 ~ 17時
- 入館受付は16時30分まで
- 観覧料
- 一般 500円 高校生 300円 小・中学生無料 友の会会員無料
- 障害者手帳提示の方・付添者無料 団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方 2割引
イベント情報
◎ギャラリートーク 会期中の毎週土曜日 14時から学芸員によるギャラリートークを行います
(ただし6月21日はスペシャルギャラリートークを行います)
会場情報
林原美術館 ハヤシバラビジュツカン
Hayashibara Museum of Art
- 会場住所
-
〒700-0823
岡山市北区丸の内2-7-15 - ホームページ
- https://www.hayashibara-museumofart.jp/
登録日:2014年5月13日