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オオハラコンテンポラリー アット・ムサビ Ohara Contemporary at Musabi
大原美術館の現代美術コレクションを一挙公開!
EXHIBITION×PUBLIC PROGRAM×TALKS&LECTURES
会場
武蔵野美術大学 美術館
Musashino Art University Museum & Library
会期
2014.5.26 mon―8.17 sun
展覧会概要
オオハラコンテンポラリー アット・ムサビ オオハラコンテンポラリー アット・ムサビ
Ohara Contemporary at Musabi
「ムサビ」こと武蔵野美術大学の美術館にて、大原美術館の現代美術コレクションを一挙に公開する「Ohara Contemporary at Musabi」展を開催します。
本展は、2013年4月に公益財団法人 大原美術館(岡山県、倉敷市)にて開催された「Ohara Contemporary」展(2013年4月20日―7月7日)を再構成したもので、大原美術館がここ10年あまりの間に収集してきた現代日本の美術作家30名による47点の作品を大原美術館の活動とともに紹介します。
大原美術館は、「ARKO(Artist in Residence Kurashiki, Ohara)」「AM倉敷(Artist Meets Kurashiki)」といった芸術家支援プログラムをはじめ、有隣荘での特別展、VOCA展での大原美術館賞の授与などを通じて、いまを生きる美術作家を積極的に支援し、作品を収集してきました。また、大原美術館は美術を通じた教育普及活動も極めて活発に行っており、年間延べ3500人にせまる未就学児童の受け入れや、「学校まるごと美術館」「チルドレンズ・アート・ミュージアム」など多彩なプログラムを実施しています。
美術を通じた教育にたずさわるムサビの美術館として、大原美術館のこれらの活動に大きな敬意を抱いており、関東でも広く紹介するべく、このたびの展覧会が実現しました。大原美術館の現代美術コレクションがまとまったかたちで公開されることは、関東圏でも初めての試みです。
本展では、美術館全体を使用して大原美術館のプログラム毎に作品を展示します。作品とともに大原美術館の活動を知ることで、作家が美術館と恊働して新たな創造に向かう状況が形作られていることを感じられることでしょう。
また、展覧会期間中には出展作家をはじめ、ムサビの先生やアート・シーンで活躍する評論家、コーディネーターが登場するさまざまなイベントを開催します。さらに、出展作家のひとりであるヤノベケンジさんと西東京に住む中学生が参加するパブリックプログラム「みらいのたいよう計画」を実施します。展覧会から生まれる多様な場を通じて、現代美術や美術館活動のいまを知る機会となるでしょう。
- 主催者
- 武蔵野美術大学 美術館・図書館
- 協賛・協力等
- 協力:公益財団法人 大原美術館
- 休催日
- 無休
- 開催時間
- 10:00 ~ 18:00
- 土曜日、日曜日、祝日は17:00まで
- 観覧料
- 無料
- 展覧会ホームページ
- http://ocm.musabi.ac.jp/
イベント情報
TALKS&LECTURES
開催記念トークイベント
同時代の作家を支援し続けてきた大原美術館のあゆみ、さらに美術館、美術大学のSR(社会的責任)について考察します。
日時:2014年5月26日(月) 16:30-18:00
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室3
高階秀爾|大原美術館館長
大原謙一郎|大原美術館理事長
柳沢秀行|大原美術館学芸課長
天坊昭彦|武蔵野美術大学理事長
田中正之|武蔵野美術大学造形文化・美学美術史教授、美術館・図書館館長[モデレーター]
杉浦幸子|武蔵野美術大学芸術文化学科准教授[モデレーター]
Teacher's Day
美術館を授業で利用する際の活用方法をムサビの学生がご案内します!
日時:2014年6月1日(日) 14:00-15:30
会場:武蔵野美術大学美術館
対象:小・中・高等学校の教職員
トークイベント
美術館教育普及について、第一線で活躍するゲストにお話をうかがいます。
日時:2014年6月14日(土) 14:00-15:30
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室3
大月ヒロ子|有限会社イデア代表取締役、ミュージアムエデュケーションプランナー
柳沢秀行|大原美術館学芸課長
杉浦幸子|武蔵野美術大学芸術文化学科准教授[モデレーター]
※6月14日(土)・15日(日)はムサビのオープンキャンパスが開催されます。
大原美術館学芸員によるギャラリートーク
普段は聞くことのできない作品解説を聞けるチャンス!
日時:2014年6月15日(日)
会場:武蔵野美術大学美術館
柳沢秀行|大原美術館学芸課長
※6月14日(土)・15日(日)はムサビのオープンキャンパスが開催されます。
アーティスト・トーク
作家本人に展示作品にまつわる話をしていただきます。現代美術への理解が深まるきっかけになるはず!
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室3
上田暁子 小沢 剛 小林孝亘 坂本夏子 佐藤 翠 花澤武夫 彦坂敏昭 松井えり菜
上記の他にもさまざまなイベントの開催を予定しています。詳細は展覧会特設サイトをご覧ください!
PUBLIC PROGRAM
パブリックプログラム始動!
武蔵野美術大学 美術館・図書館
パブリックプログラムvol.1
みらいのたいよう計画
ヤノベケンジ&サン・シスター 中学生に出会う
このプロジェクトは、ある一人のアーティストが、西東京に住む中学生たちに会いに行き、彼らと語り、共に考え、一人一人が自分と向き合うことを通して、未来を育むプロジェクトです。
今回、中学生に会いに行くのは、アーティストのヤノベケンジ。子どもの頃に遊んだ大阪万博の跡地を原風景に作品を作り始めた彼は、1986年に原発事故が起こった、ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリを訪れ、廃墟となった幼稚園の壁に描かれた一つの太陽に出会います。それ以降太陽は、ヤノベケンジの大切なモチーフとして作品の中に存在するようになりました。
この「みらいのたいよう計画」は中学生たちが主役です。年齢も生きかたも違う、しかし、同じ時代に生きるアーティスト、ヤノベケンジと彼らが出会うことで、どんな未来の太陽が生まれるでしょうか。
そして、一人一人の魂が交感される場を生み出していくのが、美術を学ぶ大学生です。ここで彼らは、人と人とが出会い、刺激し合う場を生み出し、自分自身が未来の生成に果たす役割を体験することを通して、自らも一つの太陽として成長していきます。
アーティストと中学生、そして大学生が出会い、反応し融合する、とても個人的な、しかしとてもダイナミックなプロセス、それが「みらいのたいよう計画」です。
「みらいのたいよう計画」は、武蔵野美術大学美術館と芸術文化学科がハブとなり、アーティスト、中学生、大学生が連携し、地域、社会との新たなつながりを創出するワーク・イン・プログレス型のプロジェクトです。アートと教育の新しい有機的連携をデザインするこのプロジェクトは、次の3つのプログラムから構成されます。
01 ヤノベケンジとムサビの学生による中学校訪問と、学校ごとにカスタマイズしたプログラムの実施(レクチャー、ワークショップ、展示など)
02 中学生の「Ohara Contemporary at Musabi」展への訪問と、ムサビの学生によるギャラリートークの実施
03 ヤノベケンジ新作「サン・シスター」の特別展示と、関連するワークショップの実施
公開イベント
みらいのたいよう計画 オープンキャンパスイベント
「サン・シスターの特別な日」
日時:2014年6月14日(土) 13:30-
会場:武蔵野美術大学美術館 アトリウム
※6月14日(土)・15日(日)はムサビのオープンキャンパスが開催されます。
みらいのたいよう計画 ファイナル
「ヒカリダスタイヨウ」
日時:2014年8月17日(日)
会場:武蔵野美術大学美術館
※8月16日(土)・17日(日)はムサビの真夏のオープンキャンパスが開催されます。
会場情報
武蔵野美術大学 美術館 ムサシノビジュツダイガク ビジュツカン・トショカン
Musashino Art University Museum & Library
- 会場住所
-
〒187-8505
小平市小川町1-736 - ホームページ
- https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
登録日:2014年5月13日