ID:42717

開館20周年プレ特別展

長谷川等伯展

~その多彩な画業~

なんでも描いた
なんでも描けた

会場

石川県七尾美術館

ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM

会期

平成26年4月26日(土)→6月1日(日)

展覧会概要

開館20周年プレ特別展 長谷川等伯展 ハセガワトウハクテン ~その多彩な画業~

長谷川等伯は室町時代の末、能登国七尾に生まれ、すでに20歳代には信春の名で絵仏師として活躍していました。その頃すでに京都を往来し、30歳代中頃には正式に京都へ移住したと考えられています。上洛後は長谷川一派を率い、画壇の実力者・狩野派に対抗して豊臣秀吉や大寺院の仕事をこなして活躍しました。
近年、等伯の評価と人気はますます高まっています。その理由の一つとして、「多彩な画業」が挙げられるでしょう。等伯は仏画・肖像画・動物画・山水画、着色画・金碧画・水墨画と、何でも描いたし、何でも描けた絵師でした。
シリーズ19回目となる今回は、4つのテーマで、多彩な画業とその魅力を紹介します。

《天才絵仏師・信春》
能登時代、絵仏師として活動していた等伯。緻密な描写と豊かな色彩による作品は見事です。作品からは、並外れた技量を兼ね備えていたことが分かります。

《巧みなる肖像画》
上洛後、錚々たる人脈を得ていった等伯は、それに伴い武将や高僧などの肖像画も描きました。展示は2点のみですが、描かれた像主は人柄まで伝わってくるようです。

《華麗なる金碧画》
桃山の栄華を彷彿とさせる金碧障屏画。時代の好みを反映しつつ、狩野派とは異なる独自の表現で描き、人気の画題「柳橋水車図屏風」も誕生しました。

《様々な墨の表情》
晩年の等伯は水墨画に美の境地を求めていきました。様々な筆を自由自在に使い、絶妙な墨の濃淡で表された世界は、観る者を惹きつけます。

主催者
七尾市、公益財団法人七尾美術財団
協賛・協力等
後援…石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、エフエム石川
休催日
会期中無休
開催時間
午前9時 ~ 午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般800円(700円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料
( )は20名以上の団体料金
展覧会ホームページ
http://nanao-art-museum.jp/?p=4966

イベント情報

●特別講演会《入場無料》
日時:平成26年4月29日[火.祝] 午後2時より(開場1時30分)
会場:当館アートホール
講師:黒田泰三氏 (出光美術館学芸部長)
演題:「等伯の多彩な画業」
※聴講の方全員に、等伯関連ハガキを1枚プレゼントします。

●スペシャル講座《参加無料・要観覧券》
日時:平成26年5月18日[日] 午後2時より
※先着15名。4月11日[金] 午前9時より電話申込受付

●等伯子どもなんでもクイズ《参加無料》
会期中、随時小中学生対象のクイズを開催、全問正解された方の中から抽選で等伯関連グッズをプレゼントします。

会場情報

石川県七尾美術館 イシカワケンナナオビジュツカン

ISHIKAWA NANAO ART MUSEUM

会場住所
〒926-0855
七尾市小丸山台1-1
ホームページ
https://nanao-art-museum.jp
更新日:2014年4月22日
登録日:2014年4月22日