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「予告篇」伊藤誠 多田正美 出店久夫 + 西江雅之
会場
双ギャラリー
SOH GALLERY
会期
2014年5月9日(金)~8月3日(日)
展覧会概要
「予告篇」伊藤誠 多田正美 出店久夫 + 西江雅之 「ヨコクヘン」イトウマコト タダマサミ デミセヒサオ + ニシエマサユキ
双ギャラリーでは5月9日より、「予告編」と題した展覧会を開催致しますのでご案内申し上げます。
「予告篇」
展覧会が予告篇であるわけが無い。本番だ。しかし本当だろうか?本当にリアルで生々しい「場」こなっている展覧会なんてあるのだろうか?全てはむしろそれを疑う意味で敢えてこのタイトルを選んだ。
ここにいる3人はもう若手作家ではない。しかし往生際が悪い初老・中年として、作家としての得意技を封印してでも一つの「場」を作るため積極的な逸脱に及ぶ事になるだろう。
この展覧会は新たな表現に向うエクササイズ、それもドローイングやパフォーマンスといった既成の概念では掬いきれない逸脱を伴ったエクササイズをそれぞれの作家が行うという特徴がある。またこの間に講師による連続したクリティカルワークショップ(勉強会)を行う。
またそれはこの展覧会の後に続く、新たな「場」を作ってゆく次世代の作家たちの予告篇という意味も込めてこのタイトルが付けられている。
伊藤 誠
展覧会は5月から8月までの約三ヶ月に及びますが、展示されている作品も変わるかもしれないし、どんどん更新するかもしれません。全く見通しの立たない展覧会と言えるでしょう。
ここに今回の参加作家、伊藤誠の書いた文章を載せましたが、文中にこの展覧会の本質がすべて要約されているようでもあります。
双ギャラリーがオープンして30年近く、アートの現場も大きく変わったようです。今更敢えてこんなクリティカルワークショップ(勉強会)とも言うような展覧会に臨む意味はないかもしれませんが、しかし何か、どこかで必然を感じています。
見た目の印象だけで作品の価値が決まる訳ではありません。ビジネス優先のようなアートの業界に小さな、小さな波紋でも広がればこの展覧会の意味が見えてくるかもしれません。でも見えてこなくても良いのです。
作家たちが今までと異なる表現に繋がっていくか、また、何かを感じてくれれば、それはそれで良いのかもしれないと思っています。
- 休催日
- 金・土・日曜日のみのオープン
- 開催時間
- 13:00 ~ 18:00
- 日曜日は17:00まで
イベント情報
5月11日(日) 15:00~19:00
みる… 西江雅之 (トーク)
多田正美 (サウンド)
伊藤誠 (パフォーマンス)
出店久夫 (写真コラージュの消しと再現)
6月8日(日) 16:00~19:00
きく… 西江雅之 (トーク)
多田正美 (サウンド・エンカウンター)
7月6日(日) 16:00~19:00
はなす… 西江雅之 (トーク)
伊藤誠 (パフォーマンス)
8月3日(日) 15:00~
エンディング 多田正美 (サウンド・エンカウンター)
会場情報
登録日:2014年4月15日