ID:42592
企画展 現代作家シリーズ
山田純嗣展 ABOUT THE PAINTING BY YAMADA JYUNJI
絵画をめぐって ―理想郷と三遠法―
会場
一宮市三岸節子記念美術館 2階展示室
ICHINOMIYA CITY MEMORIAL ART MUSEUM of SETSUKO MIGISHI
会期
2014 7・19[土]―8・17[日]
展覧会概要
企画展 現代作家シリーズ 山田純嗣展 ヤマダジュンジテン 絵画をめぐって ―理想郷と三遠法―
ABOUT THE PAINTING BY YAMADA JYUNJI
美術史上の名画を独自の制作方法で再構築することにより、絵画とは何か?という根源的なテーマを探りつづけている山田純嗣(1974~)の作品を紹介します。
山田は近年、絵画に描かれているモチーフを石膏で立体に作り、それを撮影した写真に銅版画を重ね、樹脂を塗って仕上げるインタリオ・オン・フォトという独自の表現技法により制作しています。絵画から立体、写真、版画へと、二次元と三次元を行き来する複雑な工程の中で、作品の空間構成やタッチなど絵画の様々な要素とともに、過去の芸術家たちや当時の文化、時代背景にも思いを馳せます。
今回の展覧会では展示室を三つに分け、それぞれドローイング、石膏による立体物、そしてインタリオ・オン・フォトによる新作などを展示します。中国の山水画の構成理論である三遠(高遠、深遠、平遠)に注目し、西洋の遠近法とは異なり複数の視点をもつ名画や、当時の人々が思い描いた理想郷を表わした作品など、時空を越えた「絵画をめぐる旅」へと誘います。
- 主催者
- 一宮市三岸節子記念美術館
- 休催日
- 月曜日(ただし7月21日は開館) 7月22日(火)
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:00
- 入場は16:30まで
- 観覧料
- 一般 500円 高大生 250円 中学生以下無料
- ●常設展観覧料を含む 常設展「三岸節子 画家のまなざし」 ●20名以上の団体は2割引
●一宮市内の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方、および身体障害者手帳等を持参の方(付添人1人を含む)は無料 - 展覧会ホームページ
- http://s-migishi.com/tenran/index_2.html
イベント情報
対談「絵画をめぐって」
藤原えりみ氏 (美術ジャーナリスト)・山田純嗣氏
7月19日(土) 14:30~(14:00開場)
*申込不要・聴講無料
山田純嗣氏 アーティストトーク
8月2日(土) 14:00~(13:30開場)
*申込不要。観覧券をお持ちの上、講義室にお集まりください。
ワークショップ「理想郷を写そう!」
理想郷をイメージして石膏でオブジェを作り、撮影してみましょう。
8月9日(土) 10:00~15:00
講師:山田純嗣氏
対象:小学3年生以上の子供と保護者(2人一組)
定員:8組
参加費:一組 1,000円(材料代)
ワークショップ申込方法
往復はがき又はFaxに氏名、年齢、郵便番号、住所、電話・Fax番号を記入の上 〒494-0007 一宮市小信中島字郷南3147-1 Fax.0586-63-2893 一宮市三岸節子記念美術館「山田純嗣展ワークショップ」係 まで。
7月30日(水)必着。申し込み多数の場合は抽選とし、結果をお知らせします。
会場情報
一宮市三岸節子記念美術館 イチノミヤシミギシセツコキネンビジュツカン
ICHINOMIYA CITY MEMORIAL ART MUSEUM of SETSUKO MIGISHI
- 会場住所
-
〒494-0007
一宮市小信中島字郷南3147-1 - ホームページ
- http://s-migishi.com/
登録日:2014年4月8日