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鹿児島市制125周年・新生鹿児島市10周年記念

西洋近代絵画と松方コレクション

モネの《睡蓮》、2枚が出会う。

会場

鹿児島市立美術館

KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART

会期

2014.7.18[金]▶8.31[日]

展覧会概要

鹿児島市制125周年・新生鹿児島市10周年記念 西洋近代絵画と松方コレクション セイヨウキンダイカイガトマツカタコレクション

鹿児島市出身の松方幸次郎(1865~1950)は、川崎重工業や神戸新聞社の社長を務め、そこで得た莫大な個人資産を、惜しげもなく美術品の収集に費やしました。彼は熱心な美術愛好家というわけでもなく、ただ西洋美術を目にしたことのない日本の若者たちに本物を見せてあげたいという一念から、コレクションを作りあげていきました。1916年からの約10年間で作品群は1万点を超えましたが、その後、一部は国内外へ散逸、また火災で焼失し、全容については現在も研究が進められています。
また今年は、鹿児島市立美術館新装開館へ向けた準備室が西洋美術作品の収集を始めてから、30年目を迎えます。中央から離れた南端の地方都市で、優れた西洋美術に接する拠点を作り出すという建設の理念の下、取り組んで参りました。いまや版画や素描も含めると600点を超えるコレクションに成長し、多くの来館者にお楽しみいただいています。
今回の展覧会は、全国の美術館等から松方コレクションを始めとする名品の数々を拝借し、当館のコレクションも織り交ぜ、松方の生きた19世紀後半から20世紀前半の西洋美術の流れを概観するものです。アカデミスムや印象派から、エコール・ド・パリやシュルレアリスムまでの目まぐるしい様式変遷をお楽しみください。
「多くの人々に西洋美術の名品と触れ合ってほしい」。その規模こそ異なるものの、両者が抱く理念は同じものです。この夏、松方幸次郎と鹿児島市立美術館が抱き続けた夢が、一つに重なり合います。

主催者
鹿児島市立美術館・南日本新聞社・KYT鹿児島読売テレビ
協賛・協力等
[助成]財団法人自治総合センター
休催日
7/22(火)、7/28(月)、8/4(月)、8/11(月)、8/18(月)
開催時間
9:30 ~ 18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 1,000円(700円)、高大生 800円(500円)、小中生 600円(300円)
※( )内は前売料金及び20名以上の団体料金。
※年間パスポートまたは障害者手帳提示者は前売料金で観覧できます。
※所蔵品展も観覧できます。

[前売券取扱所]
■ファミリーマート/e+(イープラス) http://eplus.jp
■ローソン/ローソンチケット [Lコード 86708]
■セブンイレブン、サンクス/チケットぴあ [Pコード 766-252]
■鹿児島市内プレイガイド/山形屋・生協コープかごしま各店舗・鹿児島市民文化ホール・各画材店
展覧会ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/2014/matsukata.html

イベント情報

記念講演会
8月3日[日] 14:00~15:30 [聴講無料]
『松方コレクションの100年』
講師:湊典子氏 (美術史家) 会場:地下講堂

記念ワークショップ
8月17日[日] 10:00~16:00 会場:市民アトリエ(1)
『折り紙建築でつくる松方の夢見た美術館』
講師:柴田晃宏氏 (鹿児島大学准教授、建築家)
※要応募、中学生~一般30名 応募方法はHPまたは美術館へ。

学芸講座
8月24日[日] 14:00~15:30 会場:地下会議室
『世界3大美術コレクション ~シチューキン、バーンズそして松方~』
講師:谷口雄三 (当館学芸員)
※要応募、一般24名 応募方法はHPまたは美術館へお問い合わせください。

ギャラリートーク
7月26日[土]・8月9日[土]・8月23日[土] 各日14:00~15:00
当館学芸員による作品解説 ※展覧会の観覧券が必要です。

会場情報

鹿児島市立美術館 カゴシマシリツビジュツカン

KAGOSHIMA CITY MUSEUM OF ART

会場住所
〒892-0853
鹿児島市城山町4-36
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
更新日:2014年7月8日
登録日:2014年4月8日