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[特別展] 日本画革新の追求者
稗田一穂×毛利武彦 HIEDA KAZUHO × MOHRI TAKEHIKO
[特別出品] 秋野不矩の作品 5点
会場
浜松市秋野不矩美術館 常設展示室1、常設展示室2、企画展示室
Akino Fuku Museum
会期
平成26年4月26日[土]―6月8日[日]
展覧会概要
[特別展] 日本画革新の追求者 稗田一穂×毛利武彦 ヒエダカズホ×モウリタケヒコ
HIEDA KAZUHO × MOHRI TAKEHIKO
稗田一穂と毛利武彦は、ともに1920(大正9)年生まれで、両画家とも創造美術の創立会員である山本丘人(1900-86)に師事しました。
稗田一穂(ひえだ かずほ)は、現在の和歌山県田辺市に生まれ、1939(昭和14)年に東京美術学校日本画科に入学。川崎小虎、結城素明らに学び、その後、山本丘人に師事しました。丘人が中心の一人となって創立された創造美術(新制作協会日本画部を経て現・創画会)にも参加し、現在も意欲的に作品を発表しています。
作品は、幼い時から親しみを感じていたという動物や、戦後に移り住んだ都内成城の風景、中学生の頃に訪れて強烈な印象を受けたという那智周辺の風景などが、存在の確かさと詩情を両立させながら幻想的に描かれています。
毛利武彦(もうり たけひこ)は東京に生まれ、10代半ば頃から父の友人であった川崎小虎に絵の指導を受けます。1938(昭和13)年には東京美術学校日本画科に入学、戦後の1949(昭和24)年から山本丘人に師事し、同年より創造美術展に出品、その後も新制作協会会員、創画会会員として活躍しましたが、惜しくも2010(平成22)年に逝去しました。
作品の題材は、風景、人物、動物、植物など多方面に及びますが、何れも堅牢な構築性と毅然とした意志の漂う画面で、観る者の琴線に触れる作品が生み出されています。
本展では、両画家の作品26点を展示します。共通の師を持ち、それぞれが日本画の表現の可能性に挑むことで生まれた作品の数々をご覧ください。
また、特別出品として山本丘人らと創造美術を創立した秋野不矩の作品5点を展示します。
- 主催者
- 浜松市秋野不矩美術館、中日新聞東海本社
- 協賛・協力等
- 後援:テレビ静岡、K-mix、中日ショッパー
協賛:遠州鉄道(株)、天竜浜名湖鉄道(株)
企画協力:アート・ベンチャー・オフィス ショウ - 休催日
- 毎週月曜日、5月7日(水) ※但し4月28日、5月5日は開館
- 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 観覧料
- 一般・学生 800(640)円、高校生500(400)円、小中学生300(240)円
- ※( )内は20名以上の団体及び前売り料金
※70歳以上、障害者手帳所持者は半額
※静岡県内の小学生でミュージアムパスポート持参の方は無料
前売券: 秋野不矩美術館、浜松市美術館にて4月1日(火)より販売
天竜浜名湖鉄道フリー切符、JAF会員ほか優待割引あり
会場情報
浜松市秋野不矩美術館 ハママツシアキノフクビジュツカン
Akino Fuku Museum
- 会場住所
-
〒431-3314
浜松市天竜区二俣町二俣130 - ホームページ
- https://www.akinofuku-museum.jp/
登録日:2014年4月8日