ID:42377
2014 秋季特別企画展
サカツ・コレクション
日本のポスター芸術
浮世絵、引札から始まった広告アート
会場
中山道広重美術館 展示室1、2(1、2F)
Hiroshige Museum of Art, Ena
会期
平成26年 10.2(木)―11.30(日)
前期 2014.10.2(木)~11.3(月・祝)
後期 2014.11.7(金)~11.30(日)
前期 2014.10.2(木)~11.3(月・祝)
後期 2014.11.7(金)~11.30(日)
展覧会概要
2014 秋季特別企画展
サカツ・コレクション 日本のポスター芸術 ニホンノポスターゲイジュツ 浮世絵、引札から始まった広告アート
―世相映す「ポスターと浮世絵」―
今日誰もがポスターと認める事物は、19世紀末に欧米から商品と共に、その広告宣伝物として物理的に流入しました。多色石版印刷を用いて制作された、大判のポスターに魅了された日本人は、すぐさまその国産化に着手し、明治代半ばには日本人の手によって初期作品が世に出されました。
我が国におけるポスターのデザイン上の発展は、その源流を浮世絵、「チラシの元祖」といえる「引札」(ひきふだ)、現在でいうところのカレンダーである「絵暦」(えごよみ) などに見ることができましょう。
制作者たちの思い・メッセージが込められたポスターは本来、実用的な広告印刷物でありながら、次第に本画同様に見応えある美麗な鑑賞性を備えた作品としての価値が求められるようになります。
本展では、名古屋市に本社を構える酒類販売会社サカツコーポレーションが所蔵する「サカツ・コレクション」約500点の中から、明治・大正・昭和にかけて制作されたポスターを中心に約80点をご覧いただきます。
作品は女性を主題としたものが大半を占めています。これらのポスター制作に関わった画家は伊東深水、北野恒富といった著名画家たちであり、浮世絵から続く「美人画」の表現をたどることができます。
日本の広告芸術の歴史とその確かな技術力、時代の風俗、世相、美意識を映した日本のポスターの魅力を、会場で感じ取っていただければ幸いです。
- 主催者
- 恵那市・恵那市教育委員会・(公財)中山道広重美術館
- 協賛・協力等
- ●後援:NHK岐阜放送局
●協力:(株)サカツコーポレーション ●企画協力:(有)イー・エム・アイ・ネットワーク
●調査協力:田島奈都子 - 休催日
- 月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日・祝日を除く)
※9.29(月)~10.1(水)、11.4(火)~6(木)は展示替え、10.14(火)、11.25(火)は祝翌日のため休館 - 開催時間
- 午前9時30分 ~ 午後5時
- 入館は午後4時30分まで
- 観覧料
- 大人:820円(660円) 小・中・高校生:510円(410円)
- ( )内は20名以上の団体料金
イベント情報
無料 (ただし、観覧料が必要です)
●公開講演会 ※事前予約の必要はありません
演題:「日本の広告美術の流れ~浮世絵・引札・ポスター~」
日時:10.25(土) 午後1時30分~3時30分 (予定) ※質疑応答を含む
場所:講座室(3F)
講師:田島奈都子氏 (青梅市立美術館 学芸員)
●着物で美術館
本展覧会開催中にお着物でご来館されたお客様は、団体料金でご入館いただけます ※他の割引との併用はできません
●学芸員による作品ガイド
日時:11.3(月・祝)、30(日) 各日午後1時30分~ (30分程度)
場所:展示室1、2(1、2F)
●呈茶会 (美術館ボランティア香風会、代表 鎌田幸子)
日時:10.18(土)、11.15(土) 各日午後1時~3時
場所:メーンラウンジ(1F)
※日程は変更する場合がございます
詳細は美術館へお問い合わせください
会場情報
中山道広重美術館 ナカセンドウヒロシゲビジュツカン
Hiroshige Museum of Art, Ena
- 会場住所
-
〒509-7201
恵那市大井町176-1 - ホームページ
- https://hiroshige-ena.jp/
登録日:2014年3月25日