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やさしくね、やさしくね やさしいことはつよいのよ NEMUNOKI CHILDREN AND MARIKO ART EXHIBITION
―ねむの木の子どもたちとまり子美術展―
[企画・構成] 宮城 まり子
会場
そごう美術館
SOGO MUSEUM OF ART
会期
2014年3月20日(木)―30日(日)
展覧会概要
やさしくね、やさしくね やさしいことはつよいのよ ヤサシクネ、ヤサシクネ ヤサシイコトハツヨイノヨ ―ねむの木の子どもたちとまり子美術展―
NEMUNOKI CHILDREN AND MARIKO ART EXHIBITION
心が集中すれば、なにかが出来る
―だめな子なんかひとりもいない。
宮城まり子さんの確信のもと、日本初の肢体不自由児療護施設「ねむの木学園」が設立されたのは1968年のこと。46年目を迎える今でも、「すべての人々に対し、その能力を生かし人として正しい生活を送ることができるようにするのが福祉ならば、福祉は文化であり文化は福祉にある」という理念は揺らぐことがありません。本展覧会では、ねむの木学園の子どもたちの作品約250点を展観します。近年、注目を集めているアール・ブリュットは「生(き)の芸術」を意味し、既成の美術教育や概念を超えた多種多様なアートとして定着しました。子どもたちのみずみずしい作品には、強烈な色づかいや自由奔放な表現とともに繊細な描線や対象へのこだわりが見受けられ、つよくやさしい生命力があふれています。制作への歓喜あふれる作品群をどうぞお楽しみください。
もう、ずいぶんたちますね。でも私は、懐かしい思い出ばかりです。
ねむの木学園の子どもたちを見ていて思いつき、クレヨンを部屋中にひろげました。楽しそうなきれいな色、子どもたちはワーッとなにやら描き出しました。そうだ、絵を授業に取り入れよう! 画家の谷内六郎さんに電話をして、「こどもいっぱい、クレヨンいっぱい、来たい?」
六郎さんは、「どうして今まで、教えてくれなかったの」と、そのまま家を飛び出したらしく、3時間ほどして学園に見えました。「こどもの絵は、教えちゃいけない、褒めてもいけない、悪いといってはもっといけない」。私も、そう思います。
絵の時間が始まって、9月に渋谷で展覧会をし、そして11月、この横浜で開きました。その時の皆さまのお顔、嬉しそうな顔、泣いていらっしゃる顔。私も毎日、お客さまの前で同じことをしていました。だから、横浜を好きになり、横浜人になりました。
その横浜で展覧会。ああ、神様、どうかお守りくださいませ。
宮城まり子
- 主催者
- 学校法人ねむの木学園・社会福祉法人ねむの木福祉会・ねむの木の子どもたちとまり子美術展実行委員会
- 協賛・協力等
- ○後援/神奈川県・横浜市・神奈川県教育委員会・横浜市教育委員会・朝日新聞社・神奈川新聞社・tvk(テレビ神奈川)
○企画協力/アート・ベンチャー・オフィス ショウ - 開催時間
- 午前10時 ~ 午後8時
- ※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1000円(前売800円) 中高校生500円(前売300円) 小学生以下無料
- ※消費税を含む。( )内は前売及び20名様以上の団体料金。前売券はそごう美術館または神奈川県内のASA(朝日新聞販売店)にてお求めください。
※障害者手帳をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは( )内料金にてご入館いただけます。
会場情報
そごう美術館 ソゴウビジュツカン
SOGO MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒220-8510
横浜市西区高島2-18-1 横浜駅東口・そごう横浜店6階 - ホームページ
- https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
登録日:2014年1月21日