ID:41354
板橋区立美術館 江戸文化シリーズNo.29
探幽3兄弟 (たんゆうさんきょうだい) 展
~狩野探幽 (かのうたんゆう)・尚信 (なおのぶ)・安信 (やすのぶ)~
会場
板橋区立美術館
ITABASHI ART MUSEUM
会期
2014年2月22日(土)~3月30日(日)
展覧会概要
板橋区立美術館 江戸文化シリーズNo.29 探幽3兄弟 (たんゆうさんきょうだい) 展 タンユウ3キョウダイテン ~狩野探幽 (かのうたんゆう)・尚信 (なおのぶ)・安信 (やすのぶ)~
狩野探幽 (かのうたんゆう)(1602~1674) は狩野永徳の孫にあたり、徳川幕府の開府とともに狩野家の本拠地を江戸に移し、狩野派の画風を一変させて新しい様式を確立した江戸初期の大家として知られています。探幽については多くの先行研究や展覧会の開催により、その画業が明らかにされつつありますが、探幽には2人の弟がいて、3兄弟で徳川幕府の御用絵師として活躍していたことは、現在あまり知られていないのではないでしょうか。
探幽の5歳年下の弟は尚信 (なおのぶ)(1607~1650)、11歳年下の弟は安信 (やすのぶ)(1613~1685) といいます。幕府により鍛冶橋に屋敷を拝領した探幽につづき、尚信は竹川町に、安信は中橋に屋敷を拝領して3兄弟で御用絵師となり、後に奥絵師四家と呼ばれる狩野家の体制が確立します。そのため江戸時代を通じた狩野派の歴史を見るとき、始点としての3兄弟の存在が非常に重要です。
しかし、尚信・安信の画業は探幽の陰に隠れ、これまでほとんど紹介されてきませんでした。本展では、探幽・尚信・安信の作品を一堂に展示することで3兄弟の画業を明らかにし、江戸狩野派の成立期にそれぞれが果たした役割を具体的に検証します。
江戸時代を通じて画壇の頂点に君臨し続けた江戸狩野派。その基礎を築いた探幽3兄弟の画業をご覧ください。
- 主催者
- 板橋区立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
協力 日本通運 - 休催日
- 月曜日
- 開催時間
- 9:30 ~ 17:00
- 入館は16:30まで
- 観覧料
- 一般650円/高校・大学生450円/小・中学生200円
- ※65歳以上の方は半額割引。土曜日は小・中・高校生は観覧無料。
20名以上団体割引、障がい者割引あり。 - 展示替え情報
- 3月17日に大幅に展示替えを行います。
- 巡回等情報
- 会場:群馬県立近代美術館 (群馬県高崎市綿貫町992-1)
会期:平成26年(2014)4月19日(土)~6月1日(日) (予定) - 展覧会ホームページ
- http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2013-07.html
イベント情報
記念講演会 2回 (予定)
会場情報
板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン
ITABASHI ART MUSEUM
- 会場住所
-
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27 - ホームページ
- https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
- 問い合わせ先
- テレフォンサービス 03-3977-1000
登録日:2013年12月3日