ID:41239
アラン・チャン : iEye‑ai Alan Chan / iEye‑a
会場
ARTCOURT Gallery
ARTCOURT Gallery
会期
2013.10.26[sat]―11.22[fri]
展覧会概要
アラン・チャン : iEye‑ai アラン・チャン : iEye‑ai
Alan Chan / iEye‑a
アラン・チャンは70年代よりデザインの領域で幅広く活動を続け、世界を舞台に活躍するデザイナーです。
本展では、iPhoneで撮影したイメージを使ったアート・ワークのシリーズ《iEye-ai》を、日本で初めてご紹介します。
アラン・チャンは、「北京、上海、東京、ミラノなどの都市を訪れた際に目に留まった美しい構図や風景をiPhoneで撮影し、後に写真をグラフィックで反復させ図形を構成していくうちに、新たな発見があった」と話します。制作過程で彼は、iPhoneのカメラ機能で切り取られた都市風景や自然の中に、スナップショットの段階では見えなかった視覚的構造や文脈、さらには新しい視覚効果を見い出していきます。iPhoneにEye (目) とai (愛) を組合せ、《iEye-ai》と名付けたこのシリーズは、北京のNew Age Gallery や、ミラノのファッションブランドAnteprimaのショールームなどで展示され、アーティストとしてのアラン・チャンを印象付けました。
私たちのコミュニケーションの手段に変化をもたらしたiPhoneについて、彼は「現代の生活と文化において、iPhoneのフレームはコカコーラの瓶と同じくらいアイコニックな存在だと思う。iPhoneのフレームごとヴィジュアルとして使ったこの作品は、自分が撮影した写真を見る瞬間のシチュエーションを再現し、またiPhoneへのオマージュでもある」と語っています。
美術評論家のYao Xiaoyanは《iEye-ai》について「写真、携帯電話、幾何学の図形.. そのどれでもなく、それら全てでもある」と指摘します。
窓越しに見る儚い光の戯れや、都市の歴史を伝える建造物や落書きなどのイメージが、日記のように連なっています。写真、デザイン、ドキュメンタリー、物語... 本展は、これらの境界を越え、《iEye-ai》の万華鏡のような二次元のイメージが、グラフィカルに立ち上がり交差し、ひとつの空間を構成する、フォトグラフィック・インスタレーションとも言えるでしょう。
日本初のアラン・チャンによるアートワークの展覧会となる本展では、桜の季節に京都で撮影された新作の映像作品《暖簾 (Noren)》を含む、約50点の写真と映像作品をご紹介します。香港を代表するデザイナーアラン・チャンの新境地を、是非ご高覧下さい。
- 主催者
- アートコートギャラリー(株式会社八木アートマネジメント)
- 協賛・協力等
- 協賛:三菱地所株式会社、三菱マテリアル株式会社、三菱地所プロパティマネジメント株式会社
協力:Gallery 27/Alan Chan Design Company(www.alanchandesign.com)、OOO Projects(www.outofoffice.jp) - 休催日
- ※日・月・祝
- 開催時間
- 11:00 ~ 19:00
- 土曜日は~17:00
- 展覧会ホームページ
- http://www.artcourtgallery.com/exhibitions/3864/
イベント情報
■オープニングイベント
対談:室賀清徳 (雑誌『アイデア』編集長) × アラン・チャン
*要予約、お申込はEメールまたはお電話にて
10.26[sat] 15:00-16:00
■レセプション
10.26[sat] 16:00-17:00
会場情報
ARTCOURT Gallery アートコートギャラリー
ARTCOURT Gallery
- 会場住所
-
〒530-0042
大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F - ホームページ
- https://www.artcourtgallery.com/
登録日:2013年11月26日