ID:40946

<とちぎアート・ドキュメント>

みる―ふれる―きく―アート

―感覚で楽しむ美術
TOUCH IS LOVE

SEE SMELL TOUCH LISTEN LESSON

会場

栃木県立美術館

TOCHIGI PREFECTURAL MUSEUM OF FINE ARTS

会期

2013.11.2[土]―12.23[月・祝]

展覧会概要

<とちぎアート・ドキュメント> みる―ふれる―きく―アート ミル―フレル―キク―アート ―感覚で楽しむ美術
TOUCH IS LOVE

みる SEE じっくりみて!
かぐ SMELL においをかいでみて!
ふれる TOUCH やさしくふれてみて!
きく LISTEN みみをすましてみて!
たいけん LESSON たいけんしてみて!

本展は、栃木県関連作家を紹介する<とちぎアート・ドキュメント>の第3弾です。様々な感覚を楽しませてくれる魅力的な絵画、版画、写真、立体、工芸、身体表現など14作家約90点の作品で構成しました。美術は目で楽しむものと思われがち。しかし、今展では見るばかりでなく、より深く幅広く作品を味わえるよう、触れてもよい作品、香りがする作品、音がする作品の他、加えて素材体験コーナーも設けました。また、同じ立体作品でも鉄、石、木、漆、紙、陶(土)、といった様々な素材の違いや、同じ平面作品でも写真、油彩画、水彩画、手刷りによる版画、プレス機による版画といった様々な技法を比較できるように工夫してあります。これらは、わたしたちの感覚や経験、記憶と結びつき、作品に対する認識を深め、もっと身近に作品を感じたり、豊かな感受性を育んだりすることでしょう。全ての感覚を総動員して鑑賞する展示を通して、いつもと違った美術の楽しみ方を味わってください。

主催者
栃木県立美術館
協賛・協力等
助成=平成25年度 文化庁 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ、美術館連絡協議会
後援=朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
休催日
月曜日(11月4日、12月23日は開館)、11月5日(火)
開催時間
午前9時30分 ~ 午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
一般800(700)円、大高生500(400)円、中学生以下無料
( )は20名以上の団体 *11月3日(日)文化の日は無料日
展覧会ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t131102/index.html

イベント情報

森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介
LIVE BONE
[栃木県立美術館 特別講演] MORIYAMA KAIJI × HIBINO KODUE × KAWASE KOHSKE

12/14[土] | 午後1時30分― (開場) 午後2時―3時 集会室
感覚レッスン 森山開次×川瀬浩介 ワークショップ
「からだっておもしろい! からだをさぐろう!」

定員:50名 (先着順・要申込み)
対象:年齢経験不問。幼児は保護者同伴のこと。踊りの経験がない方でもお気軽にご参加ください。(見学だけの大人の方の参加はお断りいたします)
費用:無料 (別に企画展観覧料が必要です)
内容:五感をとぎすまし、からだのおもしろさを発見するワークショップです。川瀬浩介さんの『LIVE BONE』の楽曲にのせて、森山開次さんといっしょにからだを動かしてみよう。翌日のダンスパフォーマンスがさらに楽しくなる、秘密のしかけもご用意しています。

12/15[日] | 午後2時―3時 集会室
感覚レッスン ダンスパフォーマンス「LIVE BONE」栃木公演
(出演:森山開次、美術・衣装:ひびのこづえ、音楽:川瀬浩介)

定員:160名 (先着順、事前申込不要)
※当日、12:00より正面受付にて当日有効の企画展チケットをお持ちの方に整理券を配布します
対象:どなたでも
費用:無料 (別に企画展観覧料が必要です)
内容:NHK教育テレビ『からだであそぼ』(2004―2009年。09年は『あさだ! からだ!』) の伝説コーナー「踊る内臓」でこどもたちに強烈な印象を与えた3人が「骨(ホネ)」「内臓(ないぞう)」といったからだのパーツや機能を題材に、生と死への壮大なメッセージを、圧倒的なサウンドにのせ、へんてこかつお茶目に表現するダンスパフォーマンス。2010年より全国各地で上演を重ね、絶賛を博している作品が栃木県に初登場! そこにあるのに見えないもの (自分の一番近くにあるのに見えないからだの内部) をテーマにしたパフォーマンスは今展のテーマ「感覚」の特別レッスンとなります。

11/2[土] | 午後2時30分―4時 企画展示室
オープニング
アーティスト・トーク

1 吉本 義人 [彫刻家]
11/24[日] | 午後2時―4時 (トーク開始:午後2時―) 屋外・集会室
吉本義人 トーク&ワークショップ
「ダンボールで遊ぼう」
定員:30名(先着順・要申込み)
対象:小学校1年生以上(小学生以下は保護者同伴)
費用:無料(別に企画展観覧料が必要です)
内容:ダンボールをはさみで切ったり手でちぎったりして断片を作り、それをつなぎ合わせて連続する形態を作ります。床から壁へ、壁から天井へ、空間を移行する彫刻ができます。 ※作業しやすい服装でご参加ください。
TOUCH LESSON 金属の素材の違いを確かめることができます

2 手塚 登久夫 [彫刻家]
TOUCH ●マークのついている作品にふれることができます

3 古郷 秀一 [彫刻家]
SMELL LESSON 古郷さんの削ったケヤキのチップを持ち帰ることができます

4 栃木 美保 [造形作家]
11/23[土・祝] | 午後2時―4時 (トーク開始:午後2時―) 企画展示室・集会室
栃木美保 トーク&ワークショップ
「葉の香り、葉っぱのかたち 私が葉っぱになったら…」
定員:30名(先着順・要申込み)
対象:小学校1年生以上(小学生以下は保護者同伴)
費用:無料(別に企画展観覧料が必要です)
持ってくるもの:絵の具、クレヨン、筆、筆洗、パレット
内容:自然の中の様々な葉のかたちや香りを参考に、オリジナルの葉の形をつくり、好きな香りを付けてみましょう。
SMELL LESSON 3種の木の香りを楽しむことができます

5 松島 さくら子 [漆造形作家]
LESSON 漆の器にふれることができます

6 丸山 浩司 [版画家]
LESSON フロッタージュが体験できます
学校+アーティスト=たのしいアーティストがやってきた! In School プログラム
版画家による美術館・学校連携ワークショップ
「フロッタージュで楽しい色彩木版画をつくろう」
アーティスト:丸山 浩司
宇都宮市立清原南小学校
7月4日・11日(2日間の学校訪問)で実施しました。
板を自由に彫って、雁皮紙に色々な色でフロッタージュしました。 ※フロッタージュは拓刷り、魚拓のような技法です。
11/16[土] | 午後2時―4時 集会室
アーティスト in スクールプログラム
こどもたちと作家による公開トーク
(田中康予、妻木律子、藤原彩人、丸山浩司)

7 糸井 潤 [写真家]
11/10[日] | 午後2時―4時 (トーク開始:午後2時―) 企画展示室・集会室(雨天時は普及分館)
糸井潤 トーク&ワークショップ
「ワックストランスファー 蝋で写真を剥がしてみよう」
定員:20名(先着順・要申込み)
対象:どなたでも (カッターナイフが使えること、小学生以下は保護者同伴)
費用:無料(別に企画展観覧料が必要です)
持ってくるもの:写真(サービス版より小さいもの、カラーでフィルムからプリントしたもの)、サービス版程度の大きさの台紙(厚めの画用紙、原稿用紙、水彩用紙など吸い込みのよいもの)
内容:写真の表面を溶けた熱い蝋の中で剥がして好きな台紙に張り替え、写真をオリジナル作品に変身させてみましょう。

8 田中 康予 [版画家]
LESSON プレス機が体験できます(毎週木曜日 午後2時―3時)
学校+アーティスト=たのしいアーティストがやってきた! In School プログラム
版画家による美術館・学校連携ワークショップ
「私の鍵 ―手で触るブックアート」
アーティスト:田中 康予
栃木県立盲学校
10月3日・10日(2日間の学校訪問)
宇都宮文星女子高等学校
10月4日・11日(2日間の学校訪問)で実施しました。
普段なにげなく使っている手で触れているものはすべて創造物です。それに気付き、自分をとおして世界を見つめ直した時、自分も創造者となります。過去と未来をつなぐ現在の自分を見つめて、多感な10代の将来への思いを記録として残す試みです。生まれ育った自宅の鍵をシンボルとして用い、未来の可能性の扉やそれを開けるために今すべきことや家族への思いを文章や絵や写真などのコラージュによって1枚の紙にまとめ、本の形で記録として残しました。
11/16[土] | 午後2時―4時 集会室
アーティスト in スクールプログラム
こどもたちと作家による公開トーク
(田中康予、妻木律子、藤原彩人、丸山浩司)

9 丑久保 健一 [彫刻家]
TOUCH ●マークのついている作品にふれることができます

10 武藤 玲子 [画家]
TOUCH ●マークのついている作品にふれることができます

11 日原 公大 [彫刻家]
LESSON 木の素材の違いを確かめることができます

12 岩本 拓郎 [画家]
11/9[土] | 午後2時―4時 (トーク開始:午後2時―) 企画展示室・集会室
岩本拓郎 トーク&ワークショップ
「感じながら描こう」
定員:30名(先着順・要申込み)
対象:高校生以下
費用:無料(別に企画展観覧料が必要です)
持ってくるもの:ありません
内容:講義及び画用紙にパステル等によるかんたんな絵画制作をしてみましょう。

13 藤原 彩人 [彫刻家]
TOUCH LISTEN ●マークのついている作品にふれることができます
学校+アーティスト=たのしいアーティストがやってきた! In School プログラム
彫刻家による美術館・学校連携ワークショップ
「揺れる人物彫刻を作ろう!」
アーティスト:藤原 彩人
鹿沼市北押原中学校
8月29日(木)、9月13日(金)、2日間の学校訪問で実施しました。
陶磁製の人型風鈴をつくりました。音が鳴る部分は頭部とし、風を受ける部分は身体になった風鈴です。その頭部は粘土で、身体の部分は厚手の紙で表現しました。頭部を焼成後、組み立て、出来上がった作品は、展覧会の会場に吊るし、設置します。
11/16[土] | 午後2時―4時 集会室
アーティスト in スクールプログラム
こどもたちと作家による公開トーク
(田中康予、妻木律子、藤原彩人、丸山浩司)

14 妻木 律子 [ダンサー]
学校+アーティスト=たのしいアーティストがやってきた! In School プログラム
ダンサーによる美術館・学校連携ワークショップ
「Shake out ー君の身体は動く絵画だ」
あなたの身体、どのくらい動かしていますか? 何気なく動いている自分の身体を改めて見直すトレーニングを行い、自力で動きを創り出してパフォーマンスします。そうした体験から思わぬ多くの新しい筋肉や骨、意識や感性を持つ自分の身体を発見するはずです。動いたり、話し合ったり、考えたり、見て、感じて、パフォーマンス作品を創り最終日に公開します。トレーニング、リハーサル、本番というプロセスを体験し、《動くこと》で参加者同士や観客と出会い揺さぶられる集中講座です。
LESSON パフォーマンス映像をみることができます
11/2[土] | 午後4時―企画展示室
妻木律子パフォーマンス
11/16[土] | 午後2時―4時 集会室
アーティスト in スクールプログラム
こどもたちと作家による公開トーク
(田中康予、妻木律子、藤原彩人、丸山浩司)
公開レッスン
12/8[日]・21[土] | 午後1時―4時 企画展示室・集会室
発表
12/22[日] | 午後1時―4時 企画展示室・集会室
定員:20名(先着順・要申込み・3日間参加できる方)
対象:中学生以上
費用:無料(見学には別に企画展観覧料が必要です)
持ってくるもの:タオル、飲みもの
動きやすい服装(床に寝転んだりできる服装)、動きやすい履き物 (素足になる場合もあるかもしれません) でご参加ください。

学校+アーティスト=たのしいアーティストがやってきた! In School プログラム
※この活動は美術館連絡協議会より助成をいただいています
11/16[土] | 午後2時―4時 集会室
アーティスト in スクールプログラム
こどもたちと作家による公開トークショー
トーカー:田中康予、妻木律子、藤原彩人、丸山浩司、参加校の先生、生徒、児童
定員:60名
対象:どなたでも
費用:無料、事前申込不要(作品鑑賞には企画展観覧料が必要です)
内容:今年の7月から毎月行ってきた「学校等へのアーティスト派遣事業 アーティストがやってきた! In School プログラム」。今展ではその成果が展示されます。プログラムを通してどんな学びがあったのか、参加したこどもたち、アーティスト、学校の先生に語ってもらいます。

[特別普及企画] 素材体験ワークショップ

12/1[日] | 午後2時―4時 美術館普及分館2階・ラウンジB
音の缶詰
定員:20名(先着順・要申込み)
対象:どなたでも(プラスのドライバーが使えること)
費用:500円(材料費)
講師:当館普及スタッフ
持ってくるもの:いわしやさんまの蒲焼缶などで使用されている長方形(107mm×63mm)の空き缶。(このタイプの缶詰のサイズはどのメーカーでも同じサイズのようですが、念のためサイズを確認し、よく洗ってからご持参ください)
内容:身の回りの物を使ってアフリカに広く分布している民族楽器、通称『カリンバ』を作ってみましょう。

11/20[水]・12/4[水] | 午後3時―3時30分 企画展示室
美術館デビューのための鑑賞ツアー
定員:5組(先着順・要申込み)
対象:未就学児とその保護者対象
費用:保護者の方は企画展観覧料が必要です
講師:当館普及スタッフ
内容:企画展の楽しい鑑賞をお手伝いします。

11/17[日] | 午後2時―3時30分 常設展示室+美術館普及分館2階・ラウンジB
親と子のための美術館鑑賞教室
講師:当館普及スタッフ
定員:20名(先着順・要申込み)
対象:幼児・小学生およびその保護者
費用:無料(保護者の方もコレクション展の観覧料が無料になります)
講師:当館普及スタッフ
※常設展示室入口に集合してください
持ってくるもの:予約申込時に問い合わせください
内容:畦地拓治《CARVING》の作品をミニワークショップを行って、より身近に、よりわかりやすく鑑賞しましょう。

12/15[日] | 午前10時―午後4時の間、ずっとやっています。
好きな時間に来てください。
常設展示室+美術館普及分館3階・ラウンジA
創作工房[アートラウンジさくら塾]
《ちぎって、貼って・色絵で遊ぼう》
協力:作新学院大学女子短期大学部
対象:どなたでも
費用:無料、事前申込不要
※汚れてもよい服装でご参加ください。
会場:普及分館3階ラウンジA
内容:第3日曜日(家庭の日)にあわせて実施している、今年度 第6弾!
絵画や工作を学生ボランティアさんがお手伝いします。!

各イヴェントの申し込み・お問い合わせは栃木県立美術館 TEL.028―621―3566 まで

ひびの こづえ 特別展示
感覚レッスン ひびのこづえバルーン作品展示
2013.11.31[日]―12.23[月・祝] 集会室
11/30[土] | ①午前10時―午後12時30分 ②午後1時30分―4時 (①と同じ内容です) 集会室(ひびのこづえ作品展示会場)
[特別企画] 感覚レッスン
ひびのこづえワークショップ「虫をつくろう」
講師:ひびのこづえ(特別出品作家、コスチューム・アーティスト)
定員:各回50名(先着順・要申込み)
対象:小学生から大人まで(ひとりで針とハサミが使えること、手伝いや見学だけの参加はできません)
費用:材料費500円(別に企画展観覧料が必要です)
持ってくるもの:筆記用具(鉛筆、色鉛筆)、裁縫用具
内容:コスチューム・アーティストのひびのさんが日頃衣装の仕事で使用している布や衣装を壊した素材を利用して針と糸で虫のブローチ作りに挑戦するワークショップです。布の手触り、肌触り、針を布に通す感触などワークショップを通して布の持つ特性を味わいながら、自分で想像した虫を作ってみましょう。

会場情報

栃木県立美術館 トチギケンリツビジュツカン

TOCHIGI PREFECTURAL MUSEUM OF FINE ARTS

会場住所
〒320-0043
宇都宮市桜4-2-7
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
更新日:2024年10月22日
登録日:2013年10月22日